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【海外発!Breaking News】ドラマの吸血鬼になりきった女、恋人を「狼男」とナイフで刺す(露)

TechinsightJapan / 2018年11月25日 18時30分

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映画やテレビドラマの主人公が、物語のように空を飛んだり魔法を使うことなど出来ないことは子供でも承知のことだ。しかしこのほどロシアで自分をドラマの主人公の吸血鬼だと信じ込み、恋人を殺害しようとした女がいた。英メディア『Metro』などが伝えている。

米テレビドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ(The Vampire Diaries)』は、吸血鬼となった主人公の女性エレナ・ギルバートが織りなす恋愛ホラードラマである。人気ドラマゆえ多くのファンがいることも事実だが、なかには間違った影響を受ける者もいる。

ロシアに住むエカテリーナ・ティルスカヤ(Ekaterina Tirskaya、22)も、このドラマの影響を受けた一人だったようだ。エカテリーナは今年2月、SNSで知り合った恋人の男性と初めて一夜をともにした。

そして彼女の異変は翌朝、目覚めた時に起きた。恋人の証言によると「エカテリーナは突然豹変し、自分を吸血鬼のエレナ・ギルバートだと信じて、狼男である男性を殺さねばならない」と言ってきたそうだ。恋人は彼女の話には取り合わず、自宅に帰るよう促し、そのままシャワーを浴びるため浴室に向かった。

ところがエカテリーナは台所に向かってナイフを掴み、浴室から出てきた恋人を突然襲ったのだ。恋人はなんとかナイフを奪い取ったが、彼女は別のナイフを掴み取って恋人の胸を刺した。恋人は逃げるように部屋から出て、隣人のドアをノックして助けを求めた。

すぐに救急車と警察が呼ばれ、男性は重傷を負ったものの命は取り留めたとのことだ。エカテリーナは後に精神鑑定が行われたが、どんな種類の精神疾患も確認できなかったという。

そして、男性に対して精神的損害を与えたとして3,900ポンド(約567,000円)の支払い命令が言い渡され、重大な身体的危害を加えた罪により、2年半の懲役刑が下された。

テレビや映画の影響で殺人を犯す事例はこれだけではない。アメリカのペンシルベニア州では昨年5月に映画『ハムナプトラ2』に触発された女が父親を殺害するという事件が発生し、ニューヨークでも1991年に映画『ロボコップ2』の影響を受けた男が6人を殺害するという事件が起きている。

画像は『Metro 2018年11月16日付「Woman who identified as a vampire stabbed boyfriend ‘because he was a werewolf’」(Picture: east2west news)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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