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【海外発!Breaking News】捨て犬だったスタッフォードシャー・ブル・テリアが優秀な警察犬に SNSフォロワーは8000人(英)

TechinsightJapan / 2018年11月26日 13時0分

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路上に捨てられていた犬が救助され、新しい飼い主に引き取られるというニュースを耳にすると心が温かくなるが、このほど救助された犬が警察犬に大出世するというニュースが『Metro』などで伝えられた。一般的には好評価を得ることが少ないスタッフォードシャー・ブル・テリアだが、現在は優秀な警察探知犬として活躍している。

野良犬だったスタッフォードシャー・ブル・テリアの“クーパー”(2歳)は昨年、RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)に救助され、7か月間施設で保護されていた。しかし今年3月にスタッフォードシャー州警察の一員として入所し、薬物や現金、銃器などを含む爆発物などを探知する探知犬としての訓練を受けた。これによりクーパーは、同州警察で働く初のスタッフォードシャー・ブル・テリア犬となった。

クーパーを見た時、すぐに「ハンドラーを引き受けたい」と思ったティム・モスさんの「クーパーはきっと優秀な警察探知犬になる」という直感が裏切られることはなかった。訓練を終えたクーパーは、既に250,000ポンド(約3,620万円)以上にも値するヘロインやコカインの探知で手柄を立てており、ティムさんは「捨て犬で救助された犬が、今は立派な警察犬になっているというのは素晴らしいことです」と話している。クーパーを職業犬としてだけではなく家族の飼い犬としても可愛がっているティムさんとクーパーの間には、今では強い絆があるようだ。

スタッフォードシャー州警察の警察犬の中でも特に優秀なクーパーは、同州にある多くの学校へも招待され人々の目に触れている。通常、スタッフォードシャー・ブル・テリアというとあまりいい印象を持つ人はいないが、ティムさんは「それは犬のせいではないのです」と言う。

「大抵は飼い主に問題があるのです。スタッフォードシャー・ブル・テリアは優秀な犬で、きちんと躾ければ問題ありません。でも凶暴であるイメージが強いので、クーパー以外に飼っているベルジアン・シェパードを連れて歩いている時は、通行人は気にせずに私と同じ歩道を歩くのですが、クーパーを連れていると反対の歩道を歩く人が多いのです。スタッフォードシャー・ブル・テリアが警察犬なんてと驚く人もいますが、世間の一般的な低評価を覆すのはいいことだと思っています。」

学ぶことにとても熱心でエネルギーに満ち溢れているクーパーは、スタッフォードシャー州警察の警察犬としてのTwitterアカウントも個別に持っており、現在8,000人近くのフォロワーがいる。このニュースを知った人からは、「このクーパーのニュースが、スタッフォードシャー・ブル・テリアは本当は良い犬だっていうことを世間に理解してもらえるきっかけになればいいな」「頑張って悪い奴を捕まえてね」「これからの活躍にも期待してるよ!」「クーパー幸せにね! メリークリスマス!」といった声があがっている。

画像は『PD Cooper 2018年11月10日付Twitter「PD Cooper even got his own rosette」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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