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【エンタがビタミン♪】ROGUE奥野敦士、頸椎損傷からの復活を振り返り「腹から声は出なくなったけど、心から出るようになった」

TechinsightJapan / 2019年5月8日 18時39分

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ロックバンドROGUE(ローグ)のボーカリスト・奥野敦士が5月6日放送のNHK総合『逆転人生「伝説のロックシンガー 復活の歌」』に出演。ROGUEの解散、事故による頸椎損傷で歌えなくなってからの再起、23年ぶりにROGUEが再結成した自身の復活ライブを振り返った。

冒頭で杉浦友紀アナウンサーが、ROGUEについて1980年代の活躍ぶりを「BOOWYの次はローグが来ると言われるほど実力と人気を備えていた」と紹介したところ、奥野敦士が「BUCK-TICK忘れちゃったな…これから遊ぶのに」とこぼして笑わせた。今も人気バンド同士交流が続いているようだ。

奥野は地元群馬の高校を卒業後、上京して1982年10月にROGUEを結成する。メンバーの変遷を経て1985年に奥野がボーカル、香川誠がギター、西山史晃がベース、深沢靖明がドラムスという体制に落ち着く。

売れるまでは貧乏生活を送る日々もあったが、ライブを精力的に行い人気が高まるなか1987年11月6日にリリースした2ndシングル『終わりのない歌』がヒットすると、その勢いで1989年8月30日に日本武道館で単独ライブを行い8000人を動員した。

だが当時の奥野は、自身の才能を信じるあまりバンドメンバーの演奏に不満をぶつけるようになり雰囲気は険悪だった。限界を感じた彼は「ローグはもう終わりにしよう」と一方的に告げ、バンドは1990年に解散する。

ところがソロデビューしてもヒットが出ず「あいつらと一緒じゃないと俺の歌は輝けない」と後悔するが、自分から解散を切り出した手前メンバーに連絡できなかった。

自暴自棄になって酒浸りの生活が10年以上も続き、映画やCMの仕事をして食いつないだもののステージには立てずにいた。するとソロになって18年、奥野が45歳になった2008年のことだ。解散以来全く連絡を取っていなかった親友の香川誠から電話があり、「ROGUE再結成しようぜ」というではないか。

奥野は「やろう! やろう!」と素直に受け止め、バンド再結成に一歩近づいたのである。酒浸りのすさんだ生活から抜け出す決意をした彼は、ライブで歌える体力をつけようと解体業のアルバイトで体を鍛えはじめる。その意志は強く身も心も元気になった彼だが、思わぬ災難に遭う。

2008年9月11日、工場の屋根を解体する仕事で靴が滑って転んだはずみで屋根が壊れ、7メートル下の地面に落下したのだ。

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