【海外発!Breaking News】危険ドラッグ処理中の警察官、皮膚から薬物が浸透し意識失う(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2020年3月16日 21時0分

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米オクラホマ州バートルズビル警察署内で今月6日、危険ドラッグを処理していた警察官が意識を失って倒れ込んだ。同警察署はこの事故の様子を捉えた監視カメラを公開し、危険ドラッグがいかに危険であるかを訴えた。

オクラホマ州バートルズビル警察署で危険ドラッグを処理していたのはジム・ ウォーリィング(Jim Warring)巡査部長で、薬物は6日に行われた交通取り締まり中に押収されたものだった。ウォーリング氏はゴム手袋をはめて薬物を袋詰めする作業をしていたが、露出していた腕の皮膚から薬物が浸透し、そのまま意識を失ったようだ。

この日、押収されたのは覚せい剤「メタンフェタミン」に合成オピオイド「フェンタニル」が混ぜ込まれたもので、ウォーリング氏の異変にいち早く気づいた同僚がオピオイド拮抗薬「ナルカン」を投与し、病院に搬送した。

ウォーリング氏はこの処置により一命を取り留めており、『News On 6』のインタビューに「仲間には本当に感謝しているよ。あの時、あのタイミングでナルカンが処方されていなかったらと思うとゾッとするね。普段のトレーニングの賜物だよ」と話している。同署でナルカンが使用されたのは初めてのことで、この薬物を取り扱ったもう一人の警察官も病院に搬送されたが、現在2人の体調は良好とのことだ。

フェンタニルはもともと医療用鎮痛剤の一種だが、モルヒネの50~100倍強力とされ、鎮痛以外の覚醒目的に使用されるケースが増えている。しかし吐き気、意識レベルの低下などの副作用があるうえ、過剰摂取すると呼吸困難で低酸素症に陥り、死に至る恐れもある。また常習性もあることから、アメリカでは覚せい剤にフェンタニルを混ぜて使用することによる中毒死が急増しており、社会問題となっている。

フェンタニルは米ミュージシャン・プリンスの死因にもなったことで知られているが、2017年には息子が摂取したフェンタニルが散乱した浴室を掃除していた母親が死亡している。掃除中に舞い上がったパウダー状の薬物を吸引したか、皮膚を通して薬物が体内に取り込まれた結果だという。



画像は『CBS 17 2020年3月10日公開 YouTube「WATCH: Officer collapses while packing up drug evidence laced with fentanyl」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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