【海外発!Breaking News】手指消毒剤で遊んでいた6歳女児が顔に火傷 ライターの火が引火「消毒剤はあっという間に燃え広がる」母親が警鐘鳴らす(米)
TechinsightJapan / 2020年10月26日 17時45分
米オハイオ州に住む6歳女児が、手指消毒剤で遊んでいて顔に火傷を負った。近所の子がライターで消毒剤に火をつけたのが原因で、あっという間に燃え上がったという。事故から数か月が経ち、母親が『The Sun』『Mirror』のインタビューに応じて警鐘を鳴らした。
米オハイオ州トレド在住の3児の母ラリサ・シャルフェンベルクさん(Larrissa Schaffenberg、29)は今から数か月前、子供たちをベビーシッターに任せて仕事に出かけた。自宅にはいとこも来ており、仕事に出かけてしばらくするとベビーシッターから携帯電話に連絡があった。
ラリサさんは「家を出て45分も経っていなかったと思います。ベビーシッターはかなり動揺しており、『6歳のイザベラ(Izabella)が火傷をしたので、急いで病院に来て下さい』と言われたのです。私はパニックに陥り、すぐに職場を後にしました」と当時を振り返り、火傷の原因についてこのように語った。
「その日、子供たちは前庭で手指消毒剤(ハンドサニタイザー)で遊んでおり、正面玄関の手摺りの部分にチューブに入った消毒剤を絞り出していたずらしていたようです。」
「そのうち近所の子供の1人がライターを持って現れ、消毒剤に火をつけたのです。その火は一気に燃え上がり、そばにいたイザベラの顔に燃え移りました。」
この事故でイザベラちゃんは両耳から顎にかけて火傷を負い、1日だけ入院して手当てを受けた。幸いなことに皮膚移植の必要はないというが、現在は火傷痕やケロイドの部分に着用して適当な圧力を加え、治療薬を投与することが可能な圧迫装具(加圧ガーメント)を1日23時間つけている。
ラリサさんは「イザベラの傷口が乾燥するまでには時間がかかり、本人は痛みもあってかなり落ち込んでいました。また自分の顔が酷く爛れてしまったことに傷つき、鏡を見ることを嫌がりました。ガーメントをつけてもう3か月になりますが、最近になってやっと鏡で自分の顔を見ることができるようになったのです。娘はあの事故がトラウマになってしまったようです」と語ると、次のように世間に対して注意喚起した。
「コロナ禍で手指消毒剤はどの家庭にもあると思いますが、消毒剤に火を近づけると、あっという間に炎に包まれます。アルコールが含まれている消毒剤は引火しやすく、大変危険であるということを多くの人に知ってもらいたいと思います。」
このニュースには「一番危険なのはライター」「消毒剤も飲んでしまったりしたら危険。きちんとしまっておかなかった親の責任が大きい」「ベビーシッターは何をしていたの? 消毒剤で遊んでいる時点で止めるべきだった」「防ぐことができた事故だけに子供がかわいそう」といったかなり辛口な指摘が寄せられている。
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