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【海外発!Breaking News】「余命3年から5年」と診断された女性、宣告から9年が経ち闘病中に出会った恋人と結婚(英)

TechinsightJapan / 2022年1月11日 5時0分

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イギリス在住の女性は9年前のある朝、顎に激痛が走り病院で診察を受けたところ、腺様嚢胞がんと診断された。元歯科衛生士のその女性は「食べ物が挟まって炎症を起こしたのだろう」と思っていたが、実際にはステージ4の進行がんで余命3年から5年と宣告されたそうだ。幸いにも治療が成功し経過が良好だった女性は、闘病中に出会った男性と結婚したという。『The Mirror』『The Sun US』などが伝えている。

英オックスフォードシャー州バンプトンに暮らすクリスティン・パルフリーさん(Christine Palfrey、42)は2012年、腺様嚢胞がん(ACC)と診断された。それは耳下腺や顎下腺などの分泌腺に発生する稀な悪性腫瘍だった。

だが幸いにも長年にわたって受けてきた治療が成功し、宣告から9年が経った昨年11月、彼女は闘病中に出会ったバリー・ウィークスさん(Barry Weeks、51)と結婚式を挙げた。

クリスティンさんは病気が発覚した時のことをこのように振り返った。

「体がだるいと感じることがあって、食べる量のわりに動きすぎかなと思いました。当時は長時間労働でいつも疲れを感じていましたから。でも2012年12月のある日曜日、耐えられないほどの顎の激痛で目が覚めて、すぐに歯科医院の予約をしました。最初は食べ物が歯茎に挟まったんだろうと思っていたのですが、レントゲンを確認した医師からは『嚢胞があるから専門医を紹介する』と言われて。元歯科衛生士だった私は、それが深刻な状況を意味していると分かったんです。嚢胞ができて急に痛むことなんてありませんからね。」

そしてクリスティンさんはロンドンにあるキングス・カレッジ病院(King’s College Hospital)の口腔顎顔面外科医キャスリーン・ファン博士(Kathleen Fan)の診察を受けた。

歯茎のなかにできた固いしこりを切開し生体検査を行った結果、それが腺様嚢胞がんであることが判明したのだ。「手術や治療を行うことはできるが、ステージ4のがんで余命3年から5年」との宣告を受けたクリスティンさんはその後、ロンドン・ブリッジ病院(London Bridge Hospital)で専門医による手術を受けることになった。

「がんの切除手術は12時間にも及んで、切り取った顎の部分には左の腰から取った骨を移植しました。そのため顔の形も変わってしまったし、歩くにも話すにもまた一から練習が必要でした。でも私にとって何よりも辛かったことは、当時12歳だった娘のビクトリア(Victoria、21)に真実を話すことでした。娘には『ママがどれだけ強いか知っているでしょう。私たちはきっと乗り越えることができる。これは単なる出来事に過ぎないから、これからのことに集中すればいいのよ』と伝えました。」

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