【海外発!Breaking News】巣から落ちたヒナ鳥と保護した女性が84日で紡いだ母子のような絆(ガーナ)
TechinsightJapan / 2022年4月3日 23時30分
夫の仕事の関係で英ロンドンからガーナに移住した女性は、巣から落ちてしまった生後間もない小鳥のヒナを発見した。目も開いていないヒナを不憫に思った女性は、自然にかえせるようになるまで自身の手で育てることを決意した。徐々に大きく育っていったヒナは、毎日女性の長い髪で巣を作るほど女性を信頼していたという。小鳥の保護から巣立ちまでを見守る貴重な体験をした女性が、その詳細を『The Guardian』で明かした。
英ロンドンに住んでいたハンナ・ボーン・テイラーさん(Hannah Bourne-Taylor)は2013年、夫ロビンさん(Robin)の仕事の関係でガーナの首都アクラへ引っ越した。その後、ガーナ国内でイネ科の牧草・ギニアグラスが約3メートルの高さで揺れる自然豊かな場所に移った。ロンドンでは写真家およびコピーライターとして働いていたハンナさんだったが、ガーナではビザの関係で仕事が全くできなくなってしまった。
大自然に囲まれたその引っ越し先では仲の良い友人や隣人は少なく、ハンナさんは大半の時間を持て余していた。やがて孤独を感じ始めたハンナさんは、幼い頃から自然が好きだったこともあり自宅近くで小鳥たちの観察を始めた。
小鳥たちの巣の場所やルーティンを把握し観察を続けていた2018年9月のこと、雨期の真っ最中に酷い嵐に見舞われた。嵐が落ち着いたあとに出かけたハンナさんは、巣から落ちて地面に横たわっていた小鳥のヒナを発見した。ガーナではよく見られるカエデチョウの一種で「ハゴロモシチホウ(bronze mannikin)」のヒナだった。
「マンゴーの木の上にあった巣が吹き飛ばされ、このヒナは落下して群れからはぐれてしまったのです。ヒナは目を固く閉じ震えていて、自力で生きていくには幼すぎました。私の小指ほどの大きさしかなく、羽はビスケットのような色で、インクのように黒い目と鉛筆の芯のような小さなくちばしを持っていました。」
そのように発見時のヒナについて明かしたハンナさんは、このヒナを保護することに決めて自宅に連れて帰り、ダンボール箱にティータオルを敷き詰めて寝かせた。なおティータオルとは、イギリスで18世紀頃にお茶の席で用いられたのを発祥とするキッチンクロスで、現在は食器やグラスを拭いたり、敷いてランチョンマットにしたり、食材を包んだりと様々な用途に使われ、イギリスの家庭では万能アイテムとして親しまれている。
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