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クールビズの秋冬版!「ウォームビズ」に適したビジネスシーンでの装い

JIJICO / 2015年12月8日 10時0分

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クールビズの秋冬版!「ウォームビズ」に適したビジネスシーンでの装い

気温20度は9月下旬から10月上旬の東京の平均気温

環境省が推奨する地球温暖化対策のためのライフスタイル「ウォームビズ」が、11月1日から3月31日までの期間でスタートしました。5カ月間にわたり、室温20度で快適に過ごすさまざまな知恵と工夫を提唱する「ウォームビズ」スタイル。同様の夏向けライフスタイル「クールビズ」は5月1日から10月31日までの6カ月間行われ、ほぼ1年を通して地球温暖化防止に取り組むことになります。どちらも今年で10年目を迎えますが、それぞれのスタイルが定着してきたように思われます。

さて、「ウォームビズ」は室温20度で快適に過ごすことを掲げています。この20度という温度、気象庁のデータによると9月下旬から10月上旬の東京の平均気温とほぼ同じです。これを意識し、室内でも柔軟に対応できる服装を考えましょう。

相性が良い?「スーツ」と「ウォームビズ」

ビジネスシーンであれば、身だしなみの範囲を逸脱することのない服装であることが重要です。朗報は、「ウォームビズ」とビジネススーツは相性が良いということです。なぜなら、スーツの着こなしルールの基本は、「きっちりと」着ることだからです。涼しく過ごすための「クールビズ」では、シャツの腕まくりやノーネクタイなど、本来のスーツのルールを度外視する必要がありました。

しかし、「ウォームビズ」ではシャツ、ネクタイ、上着、パンツ、どれも略すことなくきっちりとボタンを留めて着る。さらに、靴下は膝下までのロングホーズを履くだけでも暖かく快適に過ごす第一段階になります。

今年のトレンドは「クラシック回帰」

今年のファッションは、「クラシック回帰」がトレンド。ビジネススーツで第一にお勧めしたいのは、ベステッドスーツと呼ばれる、共布で作ったベスト付きのいわゆるスリーピーススーツです。防寒の目的で、スーツのインナーにニット素材のベストを着用している方を見かけますが、どうせなら流行を取り入れたベステッドスーツにしてはいかがでしょう。共布ベストのクラシック感が、仕事のできるイメージを演出するだけでなく、男性ならではの色気を醸し出します。

次にお勧めするのは、ダブルブレストスーツです。ビジネスシーンで見かけることは少なくなりましたが、チャールズ皇太子が公式の場で着用されるのが多いことからもわかるように、クラシックで正統派のスーツです。ビジネスシーンでは6つボタンで細身のものを選ぶのがポイント。打ち合わせの重なり部分が大きいため、暖かさが保障されるスーツです。また、6つボタンであればVゾーンが狭くなるので、その分体温が逃げにくいというメリットもあります。どちらのアイテムも、トレンド性と共に機能性も併せ持つので、この秋冬のウォームビズスタイルにぴったりです。

「クラシック回帰」は、女性のスタイルも同様です。スカート丈は全体に長めになっており、それだけでも暖かさが増します。通常、ビジネスシーンではタイツはNGですが、「ウォームビズ」対策として、パンプスの色に合わせて50デニールぐらいまでのタイツを着用するのもいいでしょう。また、ストールやひざかけなどのニット小物を上手に使う、使い捨てカイロを背中に張るなど、暖かさをキープする小さな工夫ができるのが「ウォームビズ」の良いところといえます。

(城戸 景子/イメージコンサルタント・マナー講師)

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