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冬ドラマの俳優ベスト3。大河ドラマの“可愛すぎる弟”も最高だけど、圧倒的だったNo.1は

女子SPA! / 2024年3月13日 15時46分

筆者が永瀬の魅力に気がついたのは、朝ドラ『おかえりモネ』で、ヒロイン・百音(ももね/清原果耶)の幼馴染・亮(りょう)を演じたとき。母を震災で亡くして深く傷つきながらも、自暴自棄となった父を支えて、前に進もうと葛藤する姿に心を打たれました。亮役もそうでしたが、永瀬は少し暗めの役が上手! 本作の倖生は、自身も逮捕された(無実で不起訴)ことがあり、横領の罪を犯したとされる父を自死で亡くしているなど、複雑な過去をもっています。

◆優しい声で寄り添う“男前”

そんな影のある倖生ですが、とにかく優しい! 主人公・ありすは、自閉スペクトラム症の特性から頑固でこだわりが強く、人とのコミュニケーションが苦手。ありすの家に住み込みすることになった倖生は、はじめそのこだわりの強さに戸惑うものの、ありすルールに則ろうと頑張ります。徐々にその想いは恋心へと発展していくのですが、相手を「理解したい」と寄り添う姿には好感しかありません! しかも、あの少し低め甘~い声で包み込んでくるからたまらない。

特にその声と包容力が爆発したのが3月3日放送の第7話です。ありすの身重の友人・和紗(かずさ/前田敦子)が倒れて、母子ともに危険な状況に。突然のことに混乱状態のありすの元に、倖生が駆けつけ「ごめん。一緒にいてあげられなくて。もう大丈夫だよ」と、抱きしめました。倖生は、過去に傷ついてきたからこそ、相手に優しくできる。寄り添うことができる。そんな倖生の“男前”な繊細さを、永瀬は見事に表現しています。

3月17日放送の第9話では、ありすの母(国仲涼子)の死の真相に迫る展開になりますが、筆者的にはありすと倖生の恋の行方が気になって仕方ありません。

◆『君が心をくれたから』山田裕貴

そしてこの冬一番、筆者を魅了してくれた“男前”は、『君が心をくれたから』(フジテレビ系)に出演中の山田裕貴です。

昨年は大河ドラマ『どうする家康』で1年間、最強の武人・本多忠勝を演じながら、2本の連続ドラマ(『女神の教室~リーガル青春白書~』『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』)に出演。2023年話題を集めた映画『BLUE GIANT』(声優として)『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』『キングダム』『ゴジラ-1.0』にも出演しており、第47回日本アカデミー賞 話題賞/俳優部門を受賞しました。

◆まっすぐで、涙が美しい“男前”

『君が心をくれたから』で山田は、主人公・雨(あめ/永野芽郁)と恋に落ちる青年・朝野太陽を演じています。太陽が事故に遭ったことで、雨が自分の“心=五感”を差し出すことになる物語。ヒロインが過酷な宿命を背負ってしまい、視聴していて苦しくなることもある本作ですが、山田がまさに太陽のような温かさで物語を包み込んでいます。

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