1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

ドラマ『不適切〜』で返り咲いた34歳女優、GP帯ヒロインに“再”抜擢された裏にある納得の理由

女子SPA! / 2024年3月29日 8時45分

余談ですが、仲さんは2010年・実写版『時をかける少女』でも主演していましたが、こちらで相手役を務めた中尾明慶さんと2013年に結婚。おしどり夫婦として知られています。

ただ、結婚後も数々のGP帯ドラマにレギュラー出演はしていましたが、主演やヒロインを演じる機会は減り4、5番手ぐらいでのキャスティングが再び増加。

2018年には『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)に主演していますが23時台の放送でしたし、2021年の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では、主人公の元妻役で作品にいいスパイスを与えましたが、俳優の番手としては上位ではありませんでした。

ですから、仲さんが今季最大の話題作となったGP帯連ドラ『不適切~』で、2番手キャストのヒロインを演じているのは、意外と大抜擢だったというわけです。

◆2020年、潮目を変えたYouTubeデビュー

筆者の個人的な見解ではありますが、仲さんの俳優人生の潮目を変えたのは、YouTubeデビューだった気がしてなりません。

仲さんは2020年にYouTubeチャンネルを開設し、現在はチャンネル登録者数・約200万人を誇る大人気YouTuberの顔も持っているのです。

仲さんのYouTubeは、いわゆる“女優・モデルの意識高い系YouTube”とは一線を画しており、自然体の“プライベートさらけ出し系YouTube”。女優だからといって飾ることは一切なく、歯に衣着せぬズバズバとした物言いや天才的とも言える独特な編集センスなどによって、俳優としての彼女のキャリアを知らない若者層にも刺さり、バズりまくっているのです。

ドラマや映画などへの出演が途切れることなくずっと第一線で活躍してきた方なので、“再ブレイク”という表現は失礼だとは思いますが、YouTubeで新たなファン層を開拓したり再び脚光を浴びたりしたのは事実。

YouTube人気を追い風に、昨年はNetflixオリジナル作品のドラマ『離婚しようよ』に2番手キャストのヒロインとして出演。『離婚しようよ』もヒットしたのですが、TBS制作で脚本が宮藤官九郎さん・大石静さんの共作という作品だったため、その功績が『不適切~』に繋がったと考えられるでしょう。

◆実力派俳優としてさらに幅が広がった

もちろんYouTube人気だけが仲さんがGP帯ヒロインに返り咲いた要因ではなく、彼女がこれまで出演してきた数々の作品で見せて来た、演技力の高さも大きな要素なのは言わずもがな。

とはいえ、そんな実力派だった彼女の俳優としての幅を広げてくれたのは、やはりYouTubeでのブレイクだったのではないでしょうか。

<文/堺屋大地>

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『smartFLASH』、『文春オンライン』、『集英社オンライン』などにコラムを寄稿。LINE公式サービスにて、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。Twitter(@SakaiyaDaichi)。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください