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42歳で乳がん発覚。抗がん剤治療でシャワー中に髪がゴソッと“取れる”感覚にゾゾッ

女子SPA! / 2024年3月31日 8時45分

 久しぶりに都内でがん友と待ち合わせ。ウィッグ姿の友人を見て、お互いギャハハと笑いながら再会。お互いに「似合うじゃーん」と言いながら、わたしたちがウィッグをしているのは、わたしたち2人しか知らないと思うと、なんだか秘め事のようでワクワクしてしまう不思議。

 そして、入院中のリハビリで出会ったころから豪快だったがん友は、レストランに入り、おもむろにランチビールを注文。

 お酒好きのわたしでしたが、さすがに手術後からはお酒を控えていました。なので思わず、「抗がん剤中って、お酒飲んでいいの!?」とツッコミ。すると友人は「ダメって言われてないからいいのかなぁって、家で飲んでみたら大丈夫だったよ」と言います。

 えっ、ビール飲みたい。と思いつつ、その場では具合が悪くなったら困るので控えました。

◆担当医に抗がん剤中のお酒について聞いてみた

 その後病院で「抗がん剤中ってお酒飲んでいいんですか?」と担当医に聞くと「うーん、そんなこと聞かれたことないからわかんないけど、多少ならいいんじゃない?」という答え。経験豊富な担当医も困らせるほどの大胆な質問だったようです。

 医師のお墨付き(?)をもらったわたしも、家で少し晩酌を試してみたところ、いつもと変わらずだったので、それ以来お酒をたしなむように……。夫は病気予防が趣味のような人なので「がんになったのに、よくお酒なんて飲めるな……」とドン引きしていました。

 そうこうしているうちに、3週間がたち、2サイクル目の点滴の日がやってきました。血液検査で白血球の数を調べ、問題なければ投与となります。

 風邪もひかなかったし、抗がん剤中にできやすいと言われていた口内炎も思ったほどできませんでした。氷をなめていると口内炎予防に良いと聞いて実践しましたが、それがどれくらい効果あったかは分かりません……。

 2サイクル目は、1サイクル目以上に具合が悪くなる可能性は低いとのことで、比較的気楽に点滴を受けられました。やはり翌日以降、前回と同じような不快感はありましたが、普通に動ける程度でした。

 それ以外にも、爪が薄くなる、色が悪くなるなどありましたが、気になるほどではありませんでした。かなり個人差があるとは思います。

◆目標にしていたフラメンコの発表会が近づく

 そうこうするうちに、抗がん剤を打ちながらも出ると決めたフラメンコの発表会も近づいてきました。レッスンでは踊りこみ、本番会場でのリハーサルなども控えて、より体調を崩さないように注意しながら日々を過ごしていました。

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