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夫が初デートの時に話していた「桜の言い伝え」実はウソ。背景にあった“泣ける”理由とは

女子SPA! / 2024年4月13日 8時47分

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春といえば桜の季節ですよね。今回は、そんな桜がきっかけでご縁をつかんだ女性のエピソードをご紹介しましょう。

◆マッチングした人と初デート

盛山千秋さん(仮名・32歳/派遣社員)は、マッチングアプリで優弥さん(仮名・35歳/会社員)と知り合い、初デートをすることになりました。

「ちょうど桜がちらほらと咲き始める季節だったので、お花見デートをしようということになったんです。2週間ほど毎日のように楽しくメッセージのやり取りをした後だったので、かなり期待が高まっていましたね」

ですが、初めて優弥さんと会ってみると思っていた感じと違っていたそうで…。

「まず優弥さんがアプリに載せていた写真が、横顔のが1枚だけではっきりと顔が分からなかったんですよ。それを見て私はミステリアスな美形の顔を想像していたので、ちょっと実物とはギャップがありダマされていたような気分になってしまって」

優弥さんは何のへんてつもないごく普通の見た目でした。

「あとメッセージではノリが良く明るい感じだったのに、対面で話してみたらちょっと大人しいというか消極的で。私はリードしてくれる頼りがいのある男性がタイプなので、正直もう次のデートはないかなと思ってしまいました」

◆聞いたことのない桜の言い伝え

桜もまだ咲き始めで、花見というより枝見という感じのデートはあまり盛り上がらないまま終わったそう。

「ですが、その夜に優弥さんから『今日はすごく楽しかったです“春に見た桜の数だけ、その年は幸せになれる”と言いますし、よかったらまたお花見デートしてください』とメッセージがきて驚きました。あれが本当に楽しかったの?あとそんな桜の言い伝えみたいなの知らないし、とちょっと笑ってしまいましたね」

その後も優弥さんにお花見に誘われましたが、実は同時進行でマッチングしたもう1人の男性、洸平さん(仮名・30歳/飲食店経営)とメッセージのやり取りが盛り上がっている最中だったので、適当に断っていました。

「あえてはっきりと拒絶したりしなくても、優弥さんはソフトな印象の人だったので何度か断っているうちに自然と連絡がこなくなるだろうと思っていたんですよ」

◆もう1人の男性とのデートで

そんなある日、洸平さんとのドライブデート中に…。

「私達の前に初心者マークの車が走っていたのですが、明らかに洸平さんがイライラしだしたんです。そして『下手くそ、はやく行けよバカ』と暴言を吐き出して、見苦しくて見ていられなくなりやんわり注意をしたら…今度は私にイライラをぶつけだして、わざと乱暴な運転をして怖がる私の反応を見て楽しみだしたんですよ」

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