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「暗記は得意だけど、あえてしなかった」鳥居みゆきが資格をスピード取得できた理由

女子SPA! / 2024年4月21日 8時46分

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鳥居みゆきさん

 お笑い芸人の鳥居みゆきさん(43歳)が自身の誕生日である2024年3月18日、自身のinstagramで「児童発達支援士」「発達障害コミュニケーションサポーター」という2つの資格を取得したことを明かしました。

 資格を取ったのは、Eテレで放送中の子ども向け番組『でこぼこポン!』への出演がきっかけだったのだそう。同番組は公式サイトで「発達が気になる子を楽しくサポート!特別支援教育番組」と紹介されています。

 前編では資格取得までの日々や、発達が気になる子どもたちへの思いについて聞きました。

◆「知らない」で済ませていいのかな

――資格を取ろうと思ったきっかけは何だったのですか?

鳥居:私自身は発達障害について特に何とも思ってなかったんです。でも『でこぼこポン!』に出るようになって、この番組が発達障害や発達障害のグレーゾーン(発達障害の特徴がいくつか見られるが確定診断できない状態)の子ども向けだと知っている人から、発達障害に関する質問をされることが多くなりました。

――どんなことを聞かれることが多かったですか?

鳥居:「うちの子が●歳なのに全然喋らない」とか、「何歳まで見守ればいいのかな?」とかですね。「いやいや、私は演じているだけだから分からないよ」と思ってました。

でも、その人にとって大事なことを話してくれているわけじゃないですか。それなのに、「分からない」と答えるのって簡単だな、「もしかしたら軽く扱ってしまうことで相手を不用意に傷つけているかもしれない」と思うようになりました。それなら、納得できる答えは出せなくても、相手の心が何となく落ち着くような回答ができたらいいなと思って、資格の勉強を始めることにしたんです。

――番組では、「でこりん」役として、発達障害の子どもが感じているような、さまざまな困りごとに直面したときの様子を演じられていますね。

鳥居:私が「でこりん」としてやっていることは嘘ではないんですけど、心から理解してやれていたかというと、当初は「自分もこんなところがあるなあ」くらいの認識しかありませんでした。演者としてはそれでもいいんですが、発達障害の当事者の子どもたちや、親御さんたちの大変さをもっと理解したいから勉強を始めたというのもあります。

◆10日間の勉強で試験に合格

――この資格を取るために平均2ヶ月くらい受講する人が多いそうですが、鳥居さんはどれくらいの期間勉強したのですか?

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