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地方の専業主婦から47歳で起業、3つの会社経営者に!意外な「人生激変のきっかけ」

女子SPA! / 2024年4月29日 8時45分

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那賀洋子さん

 人生は、何があるか予想がつかないもの。転機は突然訪れます。

 美容家の那賀洋子さんも、そんな波乱万丈な人生を送ってきた一人。現在は筋肉のトレーニングから美肌を目指す「顔ジム」を提唱し、エステサロンや化粧品製造メーカーなどの会社を経営していますが、元は2人の子どもを育てる専業主婦でした。

 今回は、那賀さんの半生におけるターニングポイントについて伺いました。

◆32歳で肌年齢70歳の現実にがく然!

 現在、エステサロンと化粧品製造メーカー、そして筋膜美容協会と、3つの会社を経営している那賀さん。独自の美容メソッド「顔ジム」が話題となり、書籍の出版や多くのメディアにも取り上げられています。

 そんな大活躍の那賀さんですが、起業をしたのは47歳の時。それまでは、専業主婦として子育てに勤しんでいました。

「一般企業でOLとして働いていて、20歳で結婚しました。当時は2人の子どもを育てながら家でクッキーとか焼くような、世間では理想的と言われるような主婦生活を過ごしていました」(那賀さん)

 最初の転機が訪れたのは、32歳の時。子育てに少し余裕ができてきたので、夫の勧めもあり、近所のアパレル店舗でパートを始めることにしました。働きながら、周囲の女性たちがとても綺麗だったことに気づいたと言います。

「結婚して初めて社会に出てみると、世の中の同世代の人ってとても綺麗だなと思ったんですよ。私は当時、1000円くらいの化粧品を使っていたのですが、どっぷり主婦として過ごしているうちに、美容に対する意識が薄れていたと感じました。

実際、当時肌年齢を調べてもらったら、32歳なのに70歳と言われたんです。それがすごくショックで、さまざまな化粧品を使ってみたのですが、思ったような効果がなくて。そこで肌に足すのではなくマイナスしてみようと思い、全部化粧品をやめました」(那賀さん)

◆顔の筋膜リリースに到達、大分でエステサロンを開業

 さらに“肌断食”をしながら、さらに本などで肌に関して調べていた時、医学博士だった親戚から筋膜について聞く機会があり、ついに顔ジムのメソッドにたどり着きました。

「筋膜を動かすことで歩いたり走ったりできるんですが、体は筋トレやリハビリで鍛えるのに、顔は筋肉ではなく化粧品で綺麗になろうとしますよね。その境界線ってどこなんだろうと、素朴な疑問を感じました。

それを調べているうちに、顔の筋膜を鍛えてリハビリをすればいいんじゃないの、と気づいたんです」(那賀さん)

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