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「子どもがアイスばかり食べる」は叱らなくていい!覚えておくと安心な“ひとつの数字”

女子SPA! / 2024年7月7日 8時46分

「子どもがアイスばかり食べる」は叱らなくていい!覚えておくと安心な“ひとつの数字”

※イメージです

 大好きなアイス、安心して食べさせたい。

 こんにちは、食文化研究家のスギアカツキです。『食は人生を幸せにする』をモットーに、「一生モノの能力を養う食育」についてさまざまな実践法を提案しています。

 ある日、保育園児を育てるママさんから食育に関する相談をいただきました。それは、「うちの子たち、毎日アイスばかり食べているのですが、大丈夫でしょうか?」というお悩み。

 特別な健康問題があるわけではなく、子どもたちの食習慣が心配で打ち明けてくれたのです。実は私、リアルな食育を研究する立場として、長らくの間「アイス」について矛盾を感じています。

 それは、好きな洋菓子ランキング1位(※)であるにも関わらず、子どもに食べさせることに自信が持てずにいる親が少なくないこと。この状況を、シンプルかつ良い方向に解消したいと考えました。

 結論から申し上げれば、アイスは悪ではありません。食べ過ぎを悩んだりしかりつけるのではなく、まずは子どもの間食(おやつ)についてのキホンを知ることだけで、多くの心配がすっきり解消するでしょう。

 そして後半では、子どもと一緒に食べて嬉しい!今年オススメの最新アイストレンドを厳選してご紹介したいと思います。

※2024年2月13日に発表されたLINEヤフー株式会社のリサーチより。調査対象は10代~60代の男女5256人

◆子どものおやつの基本は、全体エネルギー量の10%程度

 まずは、おやつの基本について確認をすることからはじめましょう。

 日本小児科学会、日本小児保健協会、日本小児科医会、日本小児期外科系関連学会協議会の4団体から構成される、日本小児医療保健協議会(四者協)の栄養委員会が作成した「幼児肥満ガイド」の中で、間食についての明確な言及があります。

 その内容を箇条書きしてみました。さあ、みなさんはどの程度できていますか?

・間食の適量は個人差があるものの、1日に必要なエネルギー量の10~15%が適当

・次の食事に響かないようにする

・子どもにとっておやつは楽しみの一つなので、子どもにも分かるように適量を教えていくと4歳頃も自分で調整できるようになる

・与え方で注意すべきは、出かけるときは必ずおやつを持ち歩く、駆け引き(例:嫌いなものを食べたらお菓子をあげるなど)に使う、移動中に子どもをおとなしくさせるために食べさせる、ご褒美(留守番、手伝い等)に好きなお菓子を与えるなど

・子どもの欲しがる欲求に根負けしないとも大切

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