息子2人の“教育”のために家族4人で海外移住…「マレーシアの地方都市」に住んでわかった“意外な居心地の良さ”<漫画>
女子SPA! / 2024年11月7日 8時46分
こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。
今、我が子のためにより良い教育環境を求め、家族で海外に移り住む「教育移住」がジワジワ注目を集めています。
ひと昔前であれば、海外で子育てをするというのは、親の仕事の都合か、子ども自身が海外留学を希望して行くかのどちらかでした。しかし新たな選択肢として、私費で海を渡る海外教育移住が増えているのです。
行き先はさまざまですが、物価や時差、文化の違いを考慮して、アジア圏が好まれる傾向があるようです。その中でも近年、特に人気が高まっているのが、マレーシアへの教育移住です。こうして取材を行った筆者も、実は海外教育移住に関心が高い親の一人です。
とはいえ、私自身は英語もできず、海外生活の経験もなく、ただ「子どもも私も、経験や視野を広げるためにも海外で生活してみたいな~」と漠然と考える素人です。
ぼんやりした好奇心から始まった今回のインタビュー。答えてくれたのは、2023年の12月にマレーシアのペナン島に渡り、約1年の海外移住を送っているねこ田さん。自身のInstagram(@necolife_penang)では移住の経緯やマレーシアでの生活のようすを漫画で紹介しています。
コロナ禍により、働き方や生き方を見直した結果、いつか行きたいと願っていた海外移住を決意したねこ田さん。どういった経緯で決断に至り、また家族を説得し準備を進めていったのか、話を聞いてみました。
◆幼少期の海外生活が「いつか家族で海外へ」を実現させる
ねこ田家のプロフィールをご紹介すると、海外教育移住の発案者である、妻のねこ田さんと旦那さんは、ともにゲーム業界のデザイナーとして働く40代です。
2人のお子さんは、移住時は息子さんが8歳、下のお子さんが4歳と、まだまだ言語の学びの途中段階。2023年12月に渡航し、現在ペナン島のインターナショナルスクールに通っています。
まずはねこ田さんが海外移住を決意した理由を聞いてみました。
「私は8歳の頃、親の都合でアメリカに3年間いた帰国子女です。たった3年ではありますが、日本へ帰国後は、義務教育過程で英語は苦労せず習得できましたし、今も問題なく喋ることができます。こうした成功体験から、『子どもにも海外生活の経験をさせてあげたい』と考えるようになりました。
とはいえ、それはふわっとした感じで、いつまでにと期限を区切っていたわけではありませんでした。でも上の子が私がアメリカに渡った年齢と同じになったことと、コロナ禍が明けて就業形態が変わったことで、仕事も家庭生活も、同時に考え直すようになりました」
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