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「片付けられない。人付き合いができない」生きづらさは脳のクセのせい!心が軽くなるコツとは?

女子SPA! / 2025年2月11日 8時45分

「片付けられない。人付き合いができない」生きづらさは脳のクセのせい!心が軽くなるコツとは?

片付けられない。人付き合いができない。みんなができているのに、私だけいつもできない。それって私が悪いの?

いいえ、それは脳の仕組みによるものかもしれません。

◆人と違うのは悪いこと?

『もしかして発達障害?「うまくいかない」がラクになる』(主婦の友社)は、様々な人が抱える生きづらさを37症例に分け、対処方法を提案しています。著者は精神科医の司馬理英子先生。

「発達障害は脳の機能のアンバランス。生まれつきの『クセ』といってもいいかもしれません」と司馬先生。「能力が低いわけでも、性格や人間性に問題があるのでもありません」。そう聞くと、ホッとしませんか。

どうして私だけ?と悩んでいた違和感や孤独感は、少し思考を切り替えるだけで解消へと向かうのです。

◆あなたはあてはまる?発達障害3つのタイプ

発達障害は主に3つに分類されます。それぞれの特徴を本書から簡単にまとめました。

・ADHD(注意欠如・多動症)

不注意で落ち着きがない。衝動的に行動する。根気が続かない。時間が守れない。

・ASD(自閉スペクトラム症)

自分の考えに固執する。全体が見えず、空気が読めない。気持ちをうまく伝えられない。

・SLD(限局性学習症)

「読む」「書く」「話す」「計算する」などの特定の学習が苦手。

これらのタイプが複数にまたがる人もいますし、各々の特徴が顕著にあらわれる人もいれば、やんわりと特徴が出る人もいます。

「あてはまりそう」と思ったあなた。日常でよくあるパターンを知って、心の守備を固めておきませんか。

◆やるべきことがいつもあと回し

「ADHD(注意欠如・多動症)かも?」と疑う症状でわかりやすいのが「片付けられない」そして「やるべきことがついついあと回し」。

シンクにたまった洗い物、床で山になった洗濯物。これらを目の当たりにすると「めんどうだなぁ」というスイッチが勝手に作動してしまうのです。そうなると、脳が自動的に「楽しいこと」を探しはじめます。

SNSやYouTube、脳の特性によって「今やりたいこと」を最優先して、あっという間に夜。時間の経過とともに自己嫌悪に陥ってしまう、この繰り返し。

とはいえ、人が生きる上で大切なのも「今を楽しく生きること」。こうなったら「今の楽しみ」を追求するために工夫するしかありません。

本書が提案するのが「ホワイトボードをフル活用して、やるべきことを書いておく」「食洗器を使う」「洗濯物はたたまない」「家事は家族で分担する」。

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