インフルエンザが大流行!“感染症ドミノ”を防ぐ2大ポイントを医師に聞いた
女子SPA! / 2025年1月29日 8時45分
画像はイメージです(以下同)
インフルエンザの流行がなかなか収まりません。
国立感染症研究所の最新データ(2025年1月13~19日)では、1医療機関当たりの患者数が18.38人。2024年末には64.39人と過去最多の患者数を記録し、それよりは減ってきたものの、まだ油断は禁物です。今年に入ってからも、各地で学年閉鎖になる学校が相次いでいます。
しかも今シーズンは、新型コロナウイルス、マイコプラズマ肺炎など複数の感染症が同時流行中で、次から次へ違うウイルスに感染する「感染症ドミノ」のリスクが高まっているそうです。
この大流行を乗り切るには、どうやら気合を入れた体調管理が必要そう。どんな対策が有効なのか、いとう王子神谷内科外科クリニック院長の伊藤博道先生に教えてもらいました。
◆インフルだけじゃない「感染症ドミノ」
今冬、流行している主な感染症は、なんと7つも!(以下、人数は2025年1月13~19日、1医療機関当たりの患者数)
インフルエンザ(18.38人)、新型コロナウイルス(5.62人)、マイコプラズマ肺炎(0.85人)、手足口病(0.11人)、感染性胃腸炎(4.52人)、伝染性紅斑(リンゴ病、0.95人)、そして、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(1.84人)などが同時流行するという異常事態です。そして、これらの感染症に時間差で感染してしまうこともあるのです。
どうしてこんな大変な事態になってしまったのでしょうか?
「新型コロナウイルスが5類に移行して感染症対策が緩和されたことで、それまで、息を潜めていたウイルスが勢いを増したようです。加えて、今年は厳しい残暑から急に寒くなったことで、みなさんの免疫力が低下していることも影響しているのでしょう」(伊藤博道先生、以下同)
実際、伊藤先生のクリニックでも昨年11月下旬以降、感染症ドミノの患者さんが増えているといいます。
「インフルエンザの後にマイコプラズマ肺炎になった30代の女性、手足口病の後にリンゴ病に感染した小学生、マイコプラズマの後に手足口病になった中学生――そんな患者さんが珍しくありません。複数の感染症が同時流行中で、組み合わせは基本的にはなんでもありという状況です」(伊藤先生)
◆病み上がりの状態で、家族から感染することも
もはや、どこから何に感染してもおかしくない状態。しかも、感染症ドミノは3週間から1か月という短いスパンの間に、立て続けに感染するケースが多いそう。
この記事に関連するニュース
-
インフルエンザや新型コロナ、マイコプラズマ肺炎……内科医に聞いた「感染症予防が見落とされがちな人体の場所」1位は?【1000人調査】
マイナビニュース / 2025年1月30日 14時41分
-
インフルエンザの患者数が過去最多?! 正しい予防と発症した場合の対策は
マイナビニュース / 2025年1月29日 10時0分
-
〈受験前必読〉インフル、風邪…あらゆる患者に接しても感染しづらい医師がしている"鉄壁の感染対策"
プレジデントオンライン / 2025年1月25日 13時15分
-
インフル感染は重症化リスク…糖尿病とその予備群は「口腔ケア」に要注意
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月9日 9時26分
-
インフルやマイコプラズマ肺炎の患者激増…薬が手に入らない…重症化させないために今すぐすべきこと
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月7日 9時26分
ランキング
-
1【無断駐車】私有地に“見知らぬ車” 邪魔でも、勝手に撤去してはいけないワケ
オトナンサー / 2025年1月30日 7時10分
-
2【裏技】LINEで既読をつけずに長文メッセージを確認する方法知ってる?iPhoneを使った簡単テクニックを試そ
isuta / 2025年1月29日 20時0分
-
3「文春の訂正」でも、「フジ社長の辞任」でもACジャパンのまま…離れたスポンサーがフジテレビを許す絶対条件
プレジデントオンライン / 2025年1月30日 7時15分
-
4旬のいちご、美味しく食べるには? 3つを守って「冷やし方、洗い方、食べ方」
まいどなニュース / 2025年1月30日 11時50分
-
5【話題】実は多い…まとめて会計時の「ポイント泥棒」にモヤる人たち SNS「率直に伝えるべき」相次ぐも「器が小さいと思われる…」
オトナンサー / 2025年1月29日 22時10分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください