冬ドラマ“絶対面白い”5選。“日曜劇場”も“バカリズム脚本”も注目だけど、間違いなしの期待度No.1は
女子SPA! / 2025年1月16日 15時47分
◆東京サラダボウル
『東京サラダボウル』(NHK総合ほか、火曜よる10時~)は、異色のコンビにハマりそうな予感。『クロサギ』などで知られる黒丸氏による原作漫画の実写化です。
昨今“外国人犯罪・外国人事件”という言葉をよく目にします。しかし犯罪が起きる事実はあっても、一部に偏見や差別を生んでいることも事実。本作は“事件”と一括りにせず、様々な事情で日本に暮らす外国人居住者の暮らしや人生に光を当て、そこに向き合う刑事と警察通訳人の目線で、異国で生きる葛藤に出会っていく物語です。
主人公の鴻田(こうだ)は、東新宿署・国際捜査係の警察官。鮮やかな緑色の“レタス頭”で、日本人にも外国人にも隔たりなくぐいぐいコミュニケーションをとっていく彼女を、奈緒が演じます。鴻田とコンビになる警視庁・通訳センターの中国語通訳をする有木野(ありきの)を演じるのは松田龍平。破天荒さだけではない心情表現が得意な奈緒と、悲しい出来事で警察官を辞めて心を閉ざすという設定がハマりすぎる松田の掛け合いには期待大!
現代社会が抱える問題に、ドラマというエンタメ性をもたせながら描くのが得意なNHKが、日本に生きる外国人にどう光を当てるのかも見どころになりそうです。
◆日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった
香取慎吾が約11年ぶりにフジテレビ系の連続ドラマで主演を務めることが話題となっている『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系、木曜よる10時~)も注目。
人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男・大森一平(香取慎吾)が、選挙に当選するためにシングルファーザーの義弟・小原正助(志尊淳)とその子どもたちとともに暮らすことになるという展開。香取、志尊に加え、冨永愛、橋本じゅん、安田顕、そして第1話ゲストに草彅剛と超豪華な出演陣が名を連ねています。
筆者が本作を推すもう一つの理由が、この完全オリジナル作品を生み出す脚本家陣です。まずは、個人的に2022年のベスト映画だった『ハケンアニメ!』や、ドラマ『晩酌の流儀』シリーズを手がける政池洋佑氏。そして昨年話題になったドラマ『あの子の子ども』『舟を編む~私、辞書つくります~』の蛭田直美氏に、セックスレス夫婦を描いたドラマ『あなたがしてくれなくても』のおかざきさとこ氏と、映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』や『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』の三浦駿斗氏。彼らがどんなホームドラマを描くのかにも注目です。
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