看取り方は正しかったのか?と職場で涙、有休をもらい…当事者が語る“ペットロスの痛み”
女子SPA! / 2025年2月3日 15時45分
「俺は思わず、『なに、こっそり見に行ってんだよ』と突っ込んでしまいました(笑)」
なっちゃんは、気遣い上手。用事があるとき以外は、寝ている飼い主さんを起こしませんでした。
さらには人語が分かるのか、普段は自分の寝床で眠っていても、「寝るよ」と言うと一緒に寝てくれたそう。
「香箱座りで“おててないない”をしているとき、その両手のあいだへ指を突っ込むと、ペロペロしてくれました。眠るなっちゃんのお腹に顔を突っ込んだときも、のどを鳴らしながら必ず顔を舐めてくれました」
なお、なっちゃんはズボンの素材に好き嫌いがあったそう。デニムパンツならば喜んで乗るのに、スウェットでは乗りたがらないという独特のポリシーも、飼い主さんにとっての愛しいポイントでした。
◆愛猫が突然、食欲不振になって…
高齢になっても、なっちゃんの人懐っこさは変わりません。飼い主さんが新型コロナウイルス感染・10日間のホテル隔離となったときも、帰宅するなりキャットタワーから急いで飛び降り、スリスリ。
2021年には乳腺付近に悪性腫瘍が見つかりましたが、早期発見でき、大事には至りませんでした。
しかし、それから2年後、なっちゃんの食欲が低下。半月ほど経つ頃には何も口にしなくなったため、飼い主さんは急いで動物病院へ。
獣医師はお腹の動きを見て、肺炎と診断。注射をしてもらいましたが、食欲は戻りませんでした。
「痩せてきたものの、キャットタワーに登り、毛づくろいもしていました。のどを鳴らしながら俺の顔を舐めてもくれ、食欲不振以外は普段と同じでした」
それでも不安はやはり拭えず、飼い主さんは1カ月後にふたたび動物病院を受診。すると、先生から肺腫瘍である可能性を告げられ、さらに高齢のため手術は難しいと言われました。
◆一か八かにかけるか、安定した余生を過ごすか?
お金なら払うから、助けてほしい――。飼い主さんがそう訴えると、先生から考えさせられる助言を受けたそう。
「手術が成功すれば長生きできるかもしれないけれど、もしかしたら短いかもしれないし、手術中に死ぬ可能性もある。
自分がおじいさんだったら、残された時間を大切にするのか、手術を受けるのか。どっちがいい?」
そう言われ、飼い主さんはなっちゃんを泣く泣く緩和ケアしながら看取ることに。なっちゃんは亡くなる直前までキャットタワーに自力で登るなど、ニャン生を謳歌してくれました。
「最期はお気に入りだったキャットタワーの2段目で、痙攣しながら胃液を吐きました。正直、もっと早くセカンドオピニオンを受けていれば助かった可能性はあったかもしれません」
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