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「身長163cm」「年収400万円」婚活で“圧倒的に不利”な男性はどっち? 多くの男女が知らずに損する“婚活の真実”

女子SPA! / 2025年1月25日 15時47分

正社員の話はありがたかったのですが「害虫駆除だと他に通用するスキルが身につかない」という理由で断ったそうです。また、コロナ禍の影響で取引先の飲食店が閉店することもありました。

◆29歳でやっと、スシローに行く経済的余裕ができた

古川さんの前職は経理です。経理の正社員の求人は簿記などの資格がある方が有利ですが、古川さんは資格を持っていませんでした。そこで派遣で経理の仕事を探し、現在のメーカーで働き始めることになりました。時給は1800円、月の手取り額は20万円台後半でした。

残業が少ないため、余暇を使って勉強することもできます。古川さんは上司から簿記2級を取れば正社員になれると提案され、簿記3級、2級を取得しました。そして無事に昨年、正社員になりました。正社員になったタイミングで、都心にアクセスしやすい街へ引っ越します。

「正社員になって月の手取りも増え、やっと毎月スシローに行けるぐらいのゆとりが出ました」と語ってくれた古川さん。生活が安定してきて「30歳までに彼女が欲しい」と思うようになり、少しだけ婚活を始めてみることにしました。

◆マッチングアプリ利用3カ月で「デート0人」

彼女が欲しいと思って古川さんが初めて利用したのは、婚活パーティーです。男性の参加費は8000円でした。参加者は女性4人、男性6人でした。高額なわりに誰ともマッチングせず、楽しいとも感じなかったそうです。

そこで、マッチングアプリのPairs(ペアーズ)に登録します。プロフィールには友人に撮ってもらった写真を使ったそうです。3~4カ月ほど有料会員で、メッセージのやり取りができた女性は何人かいたもののすぐ返信が途絶え、デートに至った女性はいませんでした。

これは、古川さんが特別なのではありません。マッチングアプリは一部の男性に人気が集中して人気格差が開くため、女性に全く会えないという男性は大勢います。

「SNSなどでは身長は盛った方がいいという意見も見かけたことがありましたが、嘘はつきたくなかった」という古川さん。身長欄は正直に「163cm」で登録し、年収欄では「400~600万円」を選択しました。

皆さんはこの“年収”と“身長”、どちらがネックになったと思いますか?

◆低身長の男性が、婚活で苦戦する理由

筆者は婚活コンサルとして婚活の現場を長年見ていますが、低身長の男性は非常に婚活に苦戦します。婚活の不人気要素は、薄毛、喫煙者、一人っ子、実家暮らしなど様々ありますが、これら以上に低身長は苦戦します。たとえ年収1000万円以上でも、低身長というだけで出会いのチャンスが減ってしまうのです。

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