「身長163cm」「年収400万円」婚活で“圧倒的に不利”な男性はどっち? 多くの男女が知らずに損する“婚活の真実”
女子SPA! / 2025年1月25日 15時47分
仮に古川さんが5年後に年収が100万円アップしていたとしても、35歳で5歳年下の女性を希望すれば高望みになり、20代の時より婚活に苦戦して詰んでしまう可能性が高いのです。
ただし、これらの情報は知らない人の方がほとんどだと思います。「晩婚化って言うし、30代~40代で結婚する人が増えているんでしょう」と、アラサーの若さを無駄遣いしてしまう男性が多くいるのです。
◆お金に不安があるなら、民間より“自治体の”結婚相談所
古川さんはもし今後婚活を再開するとしたら、年収が上がってからマッチングアプリを利用し、結婚相談所利用も視野に入れるつもりだと教えてくれました。
婚活コンサルの立場から言わせてもらうと、この計画は危ないと思います。私が古川さんのように金銭面で不安がある人におススメしたいのは、民間ではなく自治体が運営する婚活サービスです。その理由は2つありす。
1つは、自治体が運営する婚活サービスは、一般的に民間の婚活サービスよりも利用料が抑えられていること。
結婚相談所で比較してみましょう。民間の結婚相談所パートナーエージェント(スタンダードコース/エリアIの場合)では、登録料と初期費用で110,000円(税込・以下同)、月会費が19,800円、成婚料が77,000円。いずれも結婚相談所の中ではごく平均的な金額です。
一方で自治体運営の場合、埼玉県が運営する結婚支援システム「恋たま(SAITAMA出会いサポートセンター)」の利用登録料は、2年間有効で16,000円のみ。月会費もかかりません。さらに、市町村や企業が会員になっている場合は、割引料金が適用されます。
2つ目の理由は、民間の結婚相談所は高額な費用という“ふるい”により、男女とも所得が高めの人が活用しており、学歴も高めの人が集まりやすい傾向にあることです。民間の結婚相談所は高収入や高学歴でない人にとって、不利になりがちな場なのです。
「恋たま」会員とパートナーエージェントの埼玉県在住会員の学歴データを比較すると、大卒以上の割合はパートナーエージェントの方がやや高く、高卒会員の割合はパートナーエージェントでは10%未満、恋たまでは男女ともに10%以上でした。
◆「お金がないと婚活できない」は解消されつつある
古川さんはこうした自治体のサービスがあることを知りませんでした。TVCMや広告をバンバン打っているわけでもなく、民間サービスよりずっと認知度は低いので仕方がないと思います。
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