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「身長163cm」「年収400万円」婚活で“圧倒的に不利”な男性はどっち? 多くの男女が知らずに損する“婚活の真実”

女子SPA! / 2025年1月25日 15時47分

職場恋愛などでリアルの場であればさほど身長は重視されず、人柄や仕事ぶりで好意をもち親しくなるでしょう。でも条件検索の出会いでは、先に数字が見えてしまう。条件検索の出会い方で人気になるのは、NG要素がないバランスが良い男性です。女性がお相手の条件を設定する際「特に高身長を望むわけではないけど、とりあえずこれくらい」で「身長165cm以上」を選ぶ人が多いのです。

これを読んでいる独身女性の中で、相手の身長をさほど気にしない方がいるのならば、ぜひ「身長164cm以下」で検索して女性から申し込み(会いたいという意思表示)をしてほしいです。私が今の知識を持って婚活をすることがあれば、間違いなくそうします。結婚後に夫の身長が低くて損する場面も、高身長で得をする場面も、ほとんどないのですから。

◆「年収を上げて貯金も増えてから婚活したい」

婚活をしていた頃は、印象アップのためにヒゲ脱毛サロンに行ったり、ダイエットのためフィットネスジムに通ったこともあるそうです。ですがヒゲ脱毛は完了までやるのに15万円もかかるため断念。ジムも今は退会しています。

「今は婚活より、来年の簿記1級の試験に向けて頑張ろうと思ってます」と話す古川さん。簿記1級といえば、合格率が約10%の難関試験です。

彼が「年収を上げて貯金も増えてから婚活を開始して、いずれは家族を持ちたい」と考えていると聞き、筆者は少し意地悪な質問をしてみました。

【問題1】今の男性は何歳ぐらいで結婚する人が多いでしょうか?

【問題2】今結婚する夫婦の年齢差はいくつでしょうか?

皆さんも、ちょっと考えてみてください。

◆情報不足と誤解で、若さを無駄遣いする人たち

古川さんの回答は「35歳ぐらいで結婚する人が多くて、夫婦の年齢差は5歳ぐらい」でした。

ですが【問題1】の男性の初婚年齢ピークは「27歳」が正解です。

「晩婚化」という言葉があるので、結婚する年齢が遅くなっているというイメージを持つ方は多いです。しかし、今も結婚する男性の年齢ピークは27歳です。厚生労働省の令和4年人口動態調査によれば2022年の男性の平均初婚年齢は31.1歳(女性は29.7歳)ですが、これは20代前半で結婚する人が減り、中高年で結婚する人が増えたためです。平均が31.1歳でも31歳で結婚する人が最も多いわけではなく、結婚する男性が最も多い年齢は27歳(女性も27歳)なのです。

【問題2】の夫婦の年齢差の正解はどうでしょうか。同調査によると、初婚夫婦の平均年齢差(2022年)は1.5歳差。「でも年収が高ければ若い女性と結婚できるのでは」と思う人もいるかもしれませんね。株式会社IBJの「成婚白書 2023年度版」によれば、男性の年収が高いほど相手との年齢差がひらく傾向はあるものの、年収1000万円の男性でやっと―4.8歳差です。

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