1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

《好きな/嫌いな歴代NHK女性アナ”ランキング》どちらも上位を独占した退社組、嫌い1位は「品がない」

週刊女性PRIME / 2024年3月18日 11時0分

(左から)桑子真帆、有働由美子、神田愛花、久保純子

『ぽかぽか』(フジテレビ系)の神田愛花や『news zero』(日本テレビ系)の有働由美子など、フリー転進後も活躍が目立つNHK出身女性アナウンサーたち。民放の女性アナとは違う持ち味があり、幅広い年齢層に支持されテレビ業界にとってはなくてはならない存在だ。今回はそんな彼女たちの好感度を調査。20代~50代の女性1000人アンケートで送る嫌い&好きな歴代NHK女性アナトップ10。はたして結果は?

好きな・嫌いな「歴代NHK女性アナ」

 嫌いな部門を中心にランキングを見てみよう。まずはトップ3から。嫌い3位に入ったのはNHKアイドルアナウンサーの元祖“クボジュン”こと久保純子

「あまりにも知的な感じを前面に押し出しているのが、なんかイヤ」(京都府・48歳)、「海外暮らしでSNSでの幸せアピールがわざとらしいし、鼻につく」(愛知県・42歳)と彼女のキャラクターそのものが受け入れられない人も多いよう。

 一方で、好きな部門でも同じ3位に入っており、こちらは「海外でチャレンジする姿勢が素晴らしく、親しみやすくてカワイイ」(東京都・51歳)、「裏表がなさそうで、自然体がいい」(青森県・41歳)とクボジュンのキャラを愛する人たちの票が入った。

 テレビウォッチャーの漫画家・カトリーヌあやこさんは「NHK女性アナの好きと嫌いの理由は表と裏なんです。ある人にとっては好感が持てても、そのままある人にとっては不愉快にもなる。だから好きと嫌いの上位3人が同じという不思議な現象が起きるのだと思います」と分析する。

「久保純子さんは良くも悪くもNHKっぽさがない女性アナで、そういうタイプは彼女が初めてでした。お嬢様育ちで、でも派手すぎない感じがすごくおじさんウケして、しかも帰国生で英語もペラペラという……おじさんは大好きだけど女子はカチンとくる要素が満載なんですね(笑)。

 今はニューヨークで幼稚園の先生をやっているそうですけど、結婚して海外に行き、グローバルな立ち位置をゲットするという、ある種の女性アナの上がり方を示した元祖でもある。そういう生き方を素敵だと思うのか鼻につくと感じるかで好き嫌いが分かれるのでしょう」

 続いて2位は有働由美子。長らくNHKの不動のエースの座に君臨していた彼女は、当然のごとく好きな部門では1位に輝いたが、嫌いな部門でも2位に入ってしまった。

「賢そうに見える反面、偉そうにも見えるから」(東京都・46歳)、「酒グセの悪さがひどい」(北海道・52歳)、「ケガばかりしていて、むしろ心配」(茨城県・50歳)とひと味違う嫌いの理由が彼女らしい。

 その飾らなさが好きな人も多く、「おっちょこちょいなところもさらけ出していて面白い。反面、報道ではきちんとしていてギャップがいい」(神奈川県・47歳)、「アナウンス力はもちろん、親しみやすさもあって女性として憧れる」(大阪府・55歳)などの共感のコメントも多数寄せられた。

「有働さんの一番の問題はお酒かな(笑)。前の晩に酔っぱらって階段から足を踏み外し、顔に大きな絆創膏を貼った状態で『news zero』からの卒業を報告したり、『あさイチ』の最後の出演時も前日飲みすぎて声が出てなかった(笑)。

 ただ、その隙だらけの感じがNHKっぽくなくて好きという人が多かったんですよね。一方で、ニューヨークで特派員を任されるほどキャスターとしては絶大な信頼を得ていた。彼女の転機となったのが『あさイチ』のMC就任で、そこでぶっちゃけキャラが開花して一気にお茶の間の人気者に。『朝ドラ受け』を始めたのも彼女ですよね。

 春からは音楽番組に挑戦ということで、また新境地を期待しちゃいます」(カトリーヌさん)

NHKの2大現役エースが4位と5位に

 残念ながら嫌いな部門の1位に輝いてしまったのは神田愛花。とはいえ、好きな部門の2位でもあるので、単純に活躍が突出しているということなのかもしれない。

「元NHKとは思えない品のなさが不愉快」(埼玉県・47歳)、「声が大きいし、出しゃばるし、アナウンサーというよりも芸人に近い」(東京都・49歳)などその言動と元NHK女性アナという肩書のギャップが嫌われる一番の理由だが、好きの理由を見ると、「NHK出身らしからぬぶっ飛んだキャラが面白い」(埼玉県・37歳)、「独特の感性を持っているが、好感が持てる」(岡山県・45歳)とそのユニークさがウケていたりもするのだ。

「神田さんの場合は、NHKらしくないというのが一番の特徴です。NHKの人気女性アナって、すべからく『おはよう日本』『ニュース7』『ニュースウオッチ9』という3大報道番組のどれかを経験しているのですが、神田さんだけはかすってさえいない。

 担当していたのは『爆笑オンエアバトル』で、だからこそすんなり民放の番組にフィットできた。彼女がすごいのは、どんなに空回りしても心が折れないところ。空回りして消えていくフリーアナウンサーはたくさんいるけど、彼女はそこで踏んばり、頑張ったから今があるんです」(カトリーヌさん)

 嫌いと好きのトップ3を占めた3強に続き、嫌いな部門の4位にランクインしたのは桑子真帆。ちなみに好きな部門の7位でもあるが、票数的にはほとんど差はない。

「離婚したと思ったら、すぐに小澤征悦さんと再婚。色恋関連で目立ちすぎ」(福岡県・38歳)、「男性にだらしないイメージがあって受けつけない」(京都府・51歳)と嫌いの理由は異性関係が多いが、好きの理由は「落ち着いた話し方と女性らしさが魅力的」(東京都・37歳)、「タモリさんとの絡みを見ると、性格が良さそう」(神奈川県・28歳)など真逆の印象を抱いている人も多いよう。

「男性関係が派手な印象はありますが、どれも噂の域を出ていない。彼女は男性との距離感が普通の女性よりも近いんですよ。当然男ウケもいいので、そんな桑子さんのモテ感に女子はイラッとくるんでしょうね。

『ブラタモリ』でもタモさんに気に入られていたし、今は『クローズアップ現代』という硬派な番組を任されている。間違いなくNHK女性アナのエース的存在です」(カトリーヌさん)

 そして、好きと嫌い両方の5位に入ったのは、もう1人のエース、和久田麻由子

「知的でコメントもしっかりしていて好感が持てる」(神奈川県・50歳)、「落ち着いていて、声が聞き取りやすい」(岡山県・50歳)とキャスターとしての実力を好きな理由に挙げる人が多い一方、「美人すぎて冷たい感じ。フリーへの野望を感じる」(鹿児島県・47歳)、「看板アナになりたいというしたたかさがにじみ出ている」(東京都・49歳)とその完璧さが嫌われる理由にもなっている。

「和久田さんは確かな技術、落ち着いたたたずまい、品のあるビジュアルと三拍子そろっていて、その整い具合にカチンとくる(笑)。

 3大報道番組をすべて担当し、皇室関連でも五輪でもメインを任されるNHKの絶対的エース。春からまた産休に入るようですが、今フリーになったら、最も民放が狙っているNHK女性アナだと思います」(カトリーヌさん)

これからも重宝され続けるNHK女性アナ

 好きな部門のトップ5の中で、唯一嫌いな部門にランクインしていないのが4位の鈴木奈穂子

「朝ドラ受けで涙を流していたりして親しみがわく」(山口県・51歳)という意見が代表するように『あさイチ』での庶民的な雰囲気が好感を呼んでいるようだ。

「鈴木さんがすごいのは3大報道番組&出産、育休を経て『あさイチ』に起用されているんですね。キャスターとしての王道を歩んだ後、今は子育てする主婦という等身大の存在として、視聴者の主婦層に絶大な支持を得ている。

 朝ドラ受けで号泣する姿を見ても共感力の高さがうかがえるし、ズボラな部分をさらけ出している点もいい。ほかの人気アナのように反感に転じる要素が少ないんです」(カトリーヌさん)

 6位以下を見てみると若手の山内泉中川安奈が嫌いな部門の6位と9位にランクイン。山内は能登半島地震での「今すぐ逃げてください!」で一躍時の人となったが、それ以前に一部で報じられた、ストーカー被害の件が尾を引いた。中川はNHKの女性アナらしからぬ派手な雰囲気や言動がマイナスイメージに働いているようだ。

山内さんは純然たる被害者なのに、あれで魔性の女扱いはかわいそう。産休の和久田さんの後釜は彼女ではないかという噂もあったし、次期エースなのは間違いないです。

 中川さんは今までのNHKにはいなかった肉食系のビジュアルで、しかもそれをSNSで自ら発信していく。ノースリーブニットで豊かな胸を強調したり、ミニスカ姿で美脚を披露したり……(笑)。

 こういう人がNHKにいるのは逆に面白いので、破天荒な肉食系女性アナの道を切り開いてほしいです」(カトリーヌさん)

 こうしてランキングを見ると好きも嫌いもトップ10の全員が30歳オーバーで、民放の女性アナランキングと比べると年齢の高さが際立つ。

「なぜそうなるかというと、NHKの場合はどんな有望株でも20代半ばまでは地方局に飛ばされるから(笑)。だから、東京に来るころにはみんな仕上がっているんですよね」  

 それなりの落ち着きと確かなアナウンス技術をもって全国区になる。そこが民放の女性アナとの一番の違いともカトリーヌさんは言う。

「基本おじさんが選んだおじさん好みの女性で、まじめでお堅いタイプと、娘や孫のような親しみやすいタイプの2パターンで構成されている。報道がメインですから、ビジュアル重視の民放とは明らかに違う独自のNHK基準というものがあるんです。

 逆に民放にはそういうタイプを育てるという発想はないので、どうしても報道に関しては他局で経験を積んだフリーアナウンサーを起用することになる。

 NHKで育った人気女性アナがフリーになって民放の報道キャスターへ……そういうシステムができあがっちゃっているので、今後もNHK女性アナは重宝され続けると思います」(カトリーヌさん)

嫌いな歴代NHK女性アナトップ10

1位 神田愛花 92票
2位 有働由美子 81票
3位 久保純子 66票
4位 桑子真帆 45票
5位 和久田麻由子 41票
6位 山内泉 32票
7位 膳場貴子 29票
8位 住吉美紀 25票
9位 中川安奈 22票
10位 井上あさひ 19票

好きな歴代NHK女性アナトップ10

1位 有働由美子 95票
2位 神田愛花 88票
3位 久保純子 76票
4位 鈴木奈穂子 69票
5位 和久田麻由子 56票
6位 井上あさひ 50票
7位 桑子真帆 42票
8位 膳場貴子 37票
9位 草野満代 33票
10位 林田理沙 29票

※アンケートは好き、嫌いなアナウンサーを1名ずつ記入してもらいました

カトリーヌあやこ 漫画家&テレビウォッチャー。著書にフィギュアスケートルポ漫画『フィギュアおばかさん』(新書館)など

取材・文/蒔田陽平

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください