大谷翔平を“家族ぐるみでサポート”から一転、水原通訳との訣別で“真美子夫人のアメリカ生活”が心配
週刊女性PRIME / 2024年3月22日 11時10分
ロサンゼルス・ドジャースの一員としてワールドシリーズ制覇に臨む、大谷翔平の2024年シーズンは“山あり谷あり”の波乱の幕開けとなった。
開幕前の2月29日に結婚発表した元バスケットボール選手の田中真美子さんと、サンディエゴ・パドレスとの開幕戦が行われる韓国・ソウル入り。大谷の両親や親族と一緒に、スタンドから声援を送る真美子さんの姿がテレビ中継で何度も映し出された。
そんな新妻に応えるように、ダルビッシュ有が登板した開幕戦で2安打1打点1盗塁の活躍を見せてチームの勝利に貢献。上々のスタートを切った大谷だったが、その試合後、アナハイム・エンゼルスに移籍した2018年以降、側でサポートしてきた水原一平通訳が解雇を言い渡されたのだ。
かけられた“容疑”は「窃盗」。スポーツ賭博にのめり込んだ水原氏は約450万ドル(約6億8000万円)もの借金を抱え込み、その返済のために大谷の資金から“勝手”に返済に充てがった、というもの。
ところが解雇される前日、アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』のインタビュー取材に応じていた水原氏。この時点での釈明によると、
【彼(翔平)は明らかに不満そうな顔をしましたが、“2度とこのようなことをしないのなら私を助ける”と言い、返済することを決めてくれたのです】
大谷が借金を“肩代わり”するかのような物言いをしていたのだが、翌日には「大谷はギャンブルや借金について何も知らない」「ブックメーカーに対して送金もしていない」などと、前言を撤回した水原氏。
大谷にも“捜査のメス”が入る可能性
同じく大谷の代理人弁護士も、「大谷の了承を得ずに資金を使い込んだ」「大谷は大規模な窃盗の被害を受けた被害者」として関与を否定し、一件を捜査当局に告発。
「問題を複雑にしているのは、水原さんの借金が“違法な借金”であること」とは、アメリカのスポーツ事情に詳しいスポーツジャーナリストの解説。
「アメリカではスポーツに関心を持たない層を取り込む振興目的、また各団体やチームへの収益分配、さらには各州が多大な税収を見込めることもあって、スポーツ賭博が解禁される流れにあります。現在は50州のうち38州が、NBAやNFLなどのメジャースポーツでの賭博を合法としています」
ところが、大谷や水原氏が拠点とするカリフォルニア州では未だ違法。つまり同氏は“違法行為によって借金”をつくり、場合によっては“大谷も違法行為に関与した”として捜査の手が伸びる可能性もあるとのこと。
「万が一にも大谷選手が、水原さんが違法賭博に手を染めていたことを知りつつ、自らブックメーカーに送金をしたのならば“関与”を疑われる可能性も出てくる。たとえ代理人が主張するように“何も知らない被害者”だとしても、事情聴取で時間を取られるかもしれません」(同・ジャーナリスト)
プレー以外のところでも公私にわたってサポートしてくれた“パートナー”による落とし穴。そんな水原氏とは訣別せざるを得ない状況に立たされた大谷だが、スポーツ紙・芸能デスクは「真美子さんへの影響」も心配する。
アメリカ生活の先輩、友人だった水原夫人
2023年4月をもってWリーグ『富士通レッドウェーブ』を退団。渡米時期は不明だが、大谷との結婚生活をスタートさせたのはオフシーズンと見られている。
「見知らぬ土地、しかも言葉や習慣、文化も異なる海外生活は思いのほかストレスが溜まるもの。そんな中で頼りにしていたのが、アメリカ生活の先輩として、友人として相談に乗っていた水原通訳の奥さんだったと思います」(芸能デスク、以下同)
しかし大谷を騒動に巻き込んだ、今後のプレーと生活を脅かしかねない存在となってしまった水原氏。“窃盗”事件の捜査も進められるであろう中で、確かに夫人同士が面会を重ねるわけにはいかなそうだ。
「メジャーでは遠征先に奥さんや家族が同行することは珍しくはないと聞きますが、全試合に帯同するわけにもいかないでしょう。真美子さんを新婚早々、慣れないアメリカで“ひとりぼっち”にさせなよう、夫としてフォローにも気を遣うシーズンになるのでは?」
大谷が躍動するたびにカメラに抜かれていた開幕戦とは打って変わり、第2戦では試合中にテレビに映ることはなかった真美子さん。試合後には選手家族らもグラウンドに降り立っての記念撮影が行われたが、自身の高身長を配慮してか、他の選手妻から一歩引いて最後列に収まっていた。
“奥様会”やチャリティーイベントなど、プロ野球以上に表に出る機会が多いという“メジャー妻”。真美子さんが“大谷翔平の妻”を実感するシーズンは始まったばかりのようだ。
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