《3回目の逮捕》女児にわいせつ行為のボンボン保育士「たまに夜、明かりが…」妻子が住む一軒家から“消えたモノ”
週刊女性PRIME / 2024年3月23日 5時30分
「結婚して、子どももいて、一戸建ても買って……。何の不自由もない暮らしだったのに」(近隣住民)
警視庁捜査一課は4日、不同意性交などの疑いで東京都足立区に住む元保育士・長田凪巧容疑者(27)を逮捕した。容疑者は昨年12月28日午後、東京都墨田区にある保育所の押し入れの中で、被害女児にわいせつな行為をして、その様子をスマホで撮影したというもの。
今回の逮捕は今年1月17日、2月8日に続いて、3回目となった。
「1回目の逮捕は昨年10月10日の犯行で、内容は同様のもの。被害女児が母親に相談して発覚。容疑者のスマホやパソコンからは複数の女児を映したわいせつな動画、静止画が500点以上、見つかっていた」(全国紙社会部記者)
保育所にはほかの女児の保護者から同じような訴えがあったため、
「警察は余罪を捜査していた。2回目の逮捕はトイレで女児にわいせつな行為をして、その様子を撮影。こうした悪質な犯行を保育所で繰り返し行っていたようです」(同・社会部記者)
長田容疑者は警察の取り調べに対して、いずれの逮捕でも、「間違いありません」と素直に容疑を認めているという。
保育園の園長を務める容疑者の父親を直撃
事件が起きたのは、長田容疑者の父親が園長を務める認可保育所だった。園長を訪ねたところ、
「申し訳ありませんが、取材は受けないことになっておりますので」
と取材拒否。そこで、園長の自宅、つまりは長田容疑者の実家を訪ねた。実家は駅近の商業地にある6階建てのビルで、その5階と6階が容疑者の実家となっていたが、いずれも留守だった。
古くからここに住む女性はこう話す。
「昔は祖父が時計店を営んでいました。息子さん(園長)が家業を継がなかったので、30年近く前に店をたたんでビルを建ててオーナーに。それはもう、お金持ちですよ。近所付き合いしていないから、お孫さん(容疑者)のことはまったく知らないですけど」
同ビルの住民にも話を聞くも、逮捕のニュースどころか、容疑者自身のことも知らなかった。
次に保育所からおよそ10キロ、車で20数分離れた足立区にある容疑者の自宅へ。5年前に結婚、2年前に5000万円以上で購入した一軒家。
インターホンを押すも、電源を切っているのか鳴らなかった。
容疑者の自宅一軒家から消えたモノ
容疑者の愛車と思われる高級車が停まっていたものの、昼間なのにすべての雨戸が閉じられていた。冒頭の近隣住民によると、
「最初の逮捕直後、家の表札が剥がされて、奥さんが乗っていたワンボックスカーや電動アシスト自転車が消えました。子ども2人の姿も見なくなりましたね。実家へ戻ったんでしょうね……。でも、たまに夜、家の明かりが灯っていることもあるので、ときどきは日用品などを取りに帰ってきているのかもしれません」
別の住民も、とくに近所付き合いはなかったという。
「この辺は一戸建てに住んでいても、会釈する程度で、会話はしたことがないですね。ご主人はすごく若くて、優しそうに見えましたよ。ご自宅前でバイクをいじっていた」
だが、容疑者が子どもと一緒にいるところは、ほとんど見たことないとも。
「奥さんは専業主婦のようでしたので、子どもをベビーカーに乗せたり、駐車場でビニールのプールで遊ばせたりしていましたが、ご主人はバイクばかりで……」
別の住民からは少し妙な話も。
「半月ほど前に警察が来て、“お宅のベランダに防犯カメラを取り付けさせてもらえないか?”って。あのお宅の玄関が見えるから、監視しようとしたのかしら。気が進まないので、お断りしましたけど」
順風満帆な生活を棒に振り、幼い子どもたちに取り返しのつかないことをやってしまった容疑者。逮捕劇は、このあともまだまだ続きそうだ。
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