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「えなこが脱ぐなら…」週刊誌から“禁忌のオファー”、昭和の編集者たちが算出した“的外れな金額”

週刊女性PRIME / 2024年3月25日 18時0分

えなこ(荒野行動5周年記念感謝祭)'22年11月

 毎週のようにマンガ誌や写真週刊誌などの表紙を飾っている、コスプレイヤーのえなこ(30)。彼女が表紙を飾るだけで、雑誌の売り上げも大きく変わるという。

「2021年、『文春オンライン』でプロゲーマーとの真剣交際がスッパ抜かれたにもかかわらず、その後も人気は衰え知らず。

 その証拠にスクープ発覚直後に『えなこ夏の表紙ジャック』という、彼女が表紙を飾った15誌のマンガ誌や写真週刊誌についてくる応募券をすべて集めると、『えなこ夏の小冊子』がもらえるというキャンペーンが行われたのですが、これによって完売やいつもの倍の『実売部数』を記録した雑誌もあったそうです。

 毎年、このキャンペーンは行われているため、『えなこは雑誌の救世主!』と褒め称える雑誌販売部員もいます」(雑誌編集者)

 その結果、1年間の雑誌の表紙を飾った回数が多かった者に送られる「カバーガール大賞」で、'22年にはグランプリのほか、コミック雑誌部門・グラビア部門・20代部門を受賞して4冠を達成。さらに「えなこ夏の表紙ジャック」が行われた翌年の'23年もグランプリを受賞した。

 そして、「トップカバーアワード」に改称された今年はコミック部門賞を受賞している。グラビアアイドルの「賞味期限」が取り沙汰されている中、彼女の勢いは止まらない。

事務所の看板タレントが東雲うみに!?

 そんな、えなこはこれまで年齢非公開だったが、今年の1月22日に30歳の誕生日を迎えたことを報告。そして、人生の節目を迎えた彼女が「グラビアに飽きてきた」という噂も流れている。

「現状、彼女が所属する事務所のPPエンタープライズは、これまで懇意にしてきたマンガ誌とは今後も関係を持ち続けるようですが、新規媒体のオファーは断っているそうです。

 むしろ、事務所としては昨年、他事務所から引き抜いた東雲うみ(しののめうみ)を看板タレントにしたいようですね。

 実際、今年発売された『ヤングキング』(少年画報社)と『ヤングアニマル』(白泉社)など、PPエンタープライズの主要メンバーが集合した表紙には、えなこの姿は見当たらず、代わりにセンターの座を東雲うみに譲っています」(芸能事務所関係者)

 たしかに、例年に比べるとえなこが雑誌の表紙を飾る頻度も減った。ただ、それはテレビ番組への出演など、活躍の場がこれまでのコミックマーケットやグラビアから変わってきたからだろう。

 というのも、えなこは雑誌への出演は「プロモーション」と捉えているため、出版社からのギャランティは受け取っていないのだ。

週刊誌が「例のオファー」を目論んでいる?

 一方、そんな状況に着目して、いくつかの週刊誌はお決まりの「例のオファー」をえなこに出そうとしているという。

えなこの『ヘアヌード』を目論んでいる雑誌も出てきているようです。『オールヌード』と違って局部が隠れるヘアヌードは、かつて週刊誌の一時代を築き上げました。

 そのため、とある編集部の企画会議では、60代の編集長が『えなこが脱ぐなら1000万円出す!』と啖呵を切ったと言われています。でも、えなこは年商2億円ですよ? 1000万円で脱ぐわけがないでしょう(笑)。

 時代錯誤も甚だしいので、その話をうちの雑誌の50代の編集長にしたところ『1000万円は相場だよ。若い女の子も若くてきれいなうちに、全裸を撮ってもらいたいからね。これが写真集だったら、もっと高い金額になるよ』と言われ、唖然としました。根本的に考え方がズレているんですよね」(週刊誌ライター)

 そもそも、えなこは「新規の媒体は断っている」ので、まかり間違っても週刊誌でヘアヌードを披露することはまずあり得ないだろう。

 それでも、過去の栄光を忘れられない昭和の編集者たちは、その一縷の希望に賭けたいのかもしれない。

取材・文/千駄木雄大

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