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4度の結婚と離婚・4人の子を育てるシングルマザーMALIA.、40歳で「初孫出産」に立ち会う

週刊女性PRIME / 2024年4月6日 21時0分

MALIA.さん提供

 4度の結婚と離婚、4人の子どもを持ち、モデル、実業家としても活躍するMALIA.。昨年末には孫が誕生し、40歳でおばあちゃんとなった。現在17歳の長女、5歳の三男と共にドバイで暮らす彼女に、Happyな育児の秘訣を聞いた!

こっちがナイスなら相手もナイスになるもの」

 15歳でデビューし、多数の女性誌やテレビに出演する人気モデルのMALIA.(41)19歳で結婚、これまで4回の結婚と離婚を経験し、シングルマザーとして4人の子どもを育てる実業家の彼女が自らの育児経験をもとにした書籍『子どもも自分も一緒に幸せになる 育児育自論』を出版した。

 長男の海鈴さん(21)はJリーグに所属するプロサッカー選手、次男の愛郁さん(18)は起業家、モデルとして活動しながらニューヨークの大学に在籍、長女のありあさん(17)は、2年前にモデルデビューしている。一昨年には、三男(5)の教育のため、ドバイへと移住した。

 昨年には海鈴さんが結婚し、初孫が誕生。なんと息子の妻に立ち会い出産を望まれるという、貴重な経験をしたそう。

お嫁ちゃんの出産に立ち会いをお願いされたときには“義母なのにいいの?”と驚きましたが、頼りにされてうれしかったし、感動しました

 なぜそこまで信頼し合える関係性になれたのか。

子どもたちが恋人を連れてくるのはウエルカムですね。紹介してくれた際には“いつでもおいで”って言っています。気軽に遊びにきて、なんでも話してくれる関係でいられるとうれしいですね

 世の中的には息子が彼女を連れてくると、姑目線でついいろんなところをチェックしてしまうものだが……。

こっちがナイスなら相手もナイスになるもの。だから初めて会う相手には“会えてうれしい!”ってギューッとハグしています

 なんでも話すうちに、お互いを思いやる気持ちも大きくなって、出産に立ち会うまでになったMALIA.と“お嫁ちゃん”。生まれたばかりの孫については……。

実感がまだあまりないというのが正直な気持ちですね。とにかく小さいし、今はほぼ寝てる。これからさらに可愛くなるのは想像できるし、とても楽しみにしています

 子育てのベテランとして、孫の育児について口出ししたくなるのでは?

何か相談があれば答えるけど、私からどうこうは言わないようにしています。今月、お宮参りなのですが“背格好が似ているから、私のお着物を着る?”くらいかなぁ?

娘とは「とことん話し合いをする」

 あれこれ口出ししないのが嫁と姑の関係を良好に保つ秘訣かもしれない。

 モデルデビューしたありあさんについても、自由にやりたいことをやらせているのだろうか?

カナダに留学していたけど、“やっぱりママと一緒に暮らしたい”って、昨年からドバイの学校に通っています。ありあは私のことがすごく好き。美容室もネイルもメイクも“ママと同じにして”って言うんですよ。うれしいこと言ってくれるでしょう?

 こんなに美しい母親だったら、娘にとっても自慢であり憧れるのも納得!

とはいえ、思春期まっただ中の子どもと向き合うことには本当に苦労しました。今回の本を書き始めたのは3年半ほど前なんですが、子どもたちのライフスタイルも変わりつつあるし、ありあとの関係も日ごとに変わっていくから、アップデートを続けて、書き上げるのに、とっても時間がかかってしまった。私も途中で、ドバイに移住したから、ちょうど良かったかもしれないけれど(笑)

 今はどういう関係?

2人で、とことん話し合いをしますね。思春期って常に斜めから気持ちも答えもくるから、私はそれにまっすぐ、その都度、大切に向き合った。それが子育てで苦労した時期かな。私の母もこんな気持ちだったのかなと思うと、“母とは違うやり方を!”と思ってやってきたけれど、感謝の気持ちでいっぱいになる。

 今はありあの中で出口というか落としどころが見つかったみたい。去年の夏は、ブラジリアンワックスのサロンを手伝ってくれて、脱毛ワックスの技術を覚えてくれたから、お互いにワックスしあえてめっちゃ助かってます(笑)」

 母娘でワックスをしあえるぐらい仲良しとはすごい!

 ドバイで3人暮らしをしている現在だが、“母でいる時間”が延長されていることがすごくうれしいそう。

心づもりはしていても、子どもが旅立つときは本当に悲しくて。でも子どもたちには“寂しい”はないみたい。自分の夢のために向かって出ていくからね。だからこそ、たまに会うと成長具合がすごくわかる。みんなと過ごす時間が少ないからこそ、その時間はうれしくて楽しくて、とても大切にしています」 

 今後、子どもたちに歩んでほしい人生とは?

ちゃんと自分のやりたいことや幸せを見つけて自分で選んで進んでいってくれればそれでいい。やりたいことがない子っていっぱいいるでしょ。それぞれやりたいことが見つかってるってすごいこと

 日々成長する子どもたちを離れて応援するMALIA.。自身の夢や今後やりたいこととは?

女性は自分のことを後回しにしがち

いっぱいあるけれど、やっぱりビジネスかな。周囲からはMALIA.は夢を叶えたとか、成功したって言われるけど、まだ道半ば。女性は、“専業主婦で収入がないから”“忙しすぎて時間がないから”と、自分のことを後回しにしがち。女性が我慢せずに自分をキレイにしたり、自分を満たすことができる商品を作っていきたい。

 今まで必死に、ずっと走り続けてきたけれど、この本を書いてあらためて自分の人生を客観的に見られたことはとても良い経験だったと思う。これからも子どもたちと一緒に、成長を続けていきたいと思います」

 経営者としても世界中を忙しく飛び回る、スーパーシングルマザーのMALIA.だが、昨年には親しい仲間と40歳を祝う“W成人式”で実行委員長を経験した。そんな彼女の“トリプル成人式”、つまり60歳のころには何をしているのだろうか? 

61歳の自分を想像するのは難しいけど、仕事は続けていると思う

 きっと20年後も美しく、パワフルなシングル(じゃないかもしれない)マザーとして活躍していることだろう。

取材・文/安川ヤス子

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