「アートとつながっているローマが好き」“世界遺産通”の香取慎吾がお気に入りの場所

香取慎吾　撮影／廣瀬靖士（2024年）

　アッシュグレーの髪で登場した香取慎吾。主演舞台『テラヤマキャバレー』が盛況のうちに幕を閉じ、自由なヘアスタイルも解禁に。

「年を重ねて髪色も落ち着き……みたいなのがちょっとあったけど、また一歩飛び出したら“やってよかったな”と思った。改めて、髪色で遊ぶ自分を繰り返そうと思いました（笑）」

　この春からの新CM『ドリエル』では新たな発見があったとか。

「僕は寝つきが良くないほうで朝まで起きてることが多いんだけど、“睡眠を改善したいな”というタイミングでCMのお話がきて。ドリエルを飲んだら深くぐっすり眠れてびっくりしました。やっぱり寝たほうがいい（笑）」

　歴史番組『古代王国バラエティーなんだフル!?』（NHK総合）のMCも務め、世界遺産好きな素顔も判明。

「いわゆる教科書的な世界史の勉強は苦手なんだけど（笑）。ヨーロッパは結構行っていて、ローマが好きかな。アートとつながっているんだよね。世界中の美術館を見に行って、そこから世界遺産っていう。だから僕の世界史はアートが入り口かもしれない」

アート活動のヒントになっている場所

　中でもお気に入りは、

「ベネチアのサン・マルコ広場。サン・マルコ寺院の床のタイルがモザイクなんですよ。大理石とか自然の石を使っていて。アート活動のヒントになっているのかもしれない。教会はいっぱい行っていますね」

　会員限定イベントで披露されたSingTuyoの『眩しい未来』（作詞・上野樹里、作曲・和田唱）の配信を待ち望むファンも多い。

「武道館のファンミに向けて作ったので、配信のことは何も考えていなくて。今、言われて初めて“どうしようか”みたいな感じです（笑）」

◆ピンクで連想するものは？

「桜かな。花見はしたことがないし、スケジュールに追われて生きてきた中で桜の時季に桜を気にしたことがなかった。この5年で自分の生活が変わっていって時間にゆとりができて。初めて、ふと桜の季節にゆっくりと車を運転する時間が持てた。そしたら都内がすっごい桜で。季節を感じられるようになりました（笑）」

取材・文／加藤麻江
ヘアメイク／石崎達也
スタイリング／黒澤彰乃 
衣装協力／ネフォロジスト 
撮影協力／PROPS NOW