「雲の上の人間」中居正広に対する「ファンのため生きる」香取慎吾、国民的アイドルの分岐点
週刊女性PRIME / 2025年1月11日 11時0分
元SMAPの香取慎吾が、1月8日放送の『超ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に出演した際の発言が、中居正広への痛烈なメッセージだと話題になっている。
この日、同じくゲスト出演したのが指原莉乃。彼女が明かしたのが、香取との知られざるエピソードだった。
グループ在籍時代、毎年恒例となっていた「AKB48総選挙」への出馬が、自由参加になったときがあったという。指原はそこで出るかどうか思案。ちょうどある番組で香取と共演した際、「出るかどうか迷っている」と相談したところ、彼から「ファンの皆さんのためと思って出たほうがいいよ」とアドバイスされ、総選挙にまた出馬することを決めたと振り返っていた。
この話を受けて香取は、「(僕は)ファンの皆さん、応援してくれている方のために生きてるんで。その人生しか生きてないから」と、芸能界デビュー以来、一貫してファンファーストの人生を送っていると、さらりと言ってのけた。島崎和歌子は「エラいねぇ」と感心し、明石家さんまも「10代からな」とリアクション。
続けて香取は「みなさんと共に、みんなの笑顔と共に」という言葉を発した。さんまから「ちょっとオーバーに言ってます」とツッコまれると、「いやいやホントです、ホントです」と、本心からそう思っていると話していた。
《中居聞いてるか》
これに対してネットは、ある人物を即座に思い浮かべたようだ。
《重い言葉だ》
《中居聞いてるか》
《9000万とは意識が違うわ》
《それに比べて中居は》
そう、かつてSMAPで共に活動した盟友・中居正広を想起したのだ。
「芸能関係の女性との性的トラブルをめぐり9000万円の解決金支払いが報じられたことで、担当していた番組が次々と別番組に差し替えられている中居さん。先日は冠番組『だれかtoなかい』(フジテレビ系)が当面の間、放送を休止することが明らかになりました。もちろんソフトバンクといったCMも中止となり、彼は今、芸能人生最大の危機に瀕しています」(芸能ジャーナリスト)
香取の言葉に対し、中居が以前、口癖のように言っていた言葉が思い出されるという。
「名MCとしての名声を手にしてきた中居さん。各番組には“中居番”と呼ばれる、まさに座付きのプロデューサーやディレクターがいたと言われています。今回のスキャンダルは、そんな“アテンド”人生の中で、自分は特別な人間と勘違いしてしまった中での“あやまち”だったのでしょうか。
彼は観覧客がいるバラエティー番組で自身の結婚観を話したりする際や、イベントでファンを前にしたとき、“俺は雲の上”というセリフを言い放っていたといいます。これは、“お前ら(ファン)にはどんなことがあっても手が届かない(付き合えない、結婚できない)人間”という意味とのこと。結婚できない裏返しの冗談めいた発言ともとれますが、今となれば、それこそ本心だったのかもしれません」(前出・芸能ジャーナリスト)
中居は9日に声明を発表し、「トラブルがあったことは事実」としながら、「今後の芸能活動についても 支障なく続けられることになった」とした。だが、世間のイメージが好転することはなく、声明自体が逆効果だったと言わざるをえない状況だ。
9日からスタートした香取主演のドラマのタイトルは『日本一の最低男』。偶然とはいえ、なんとも皮肉な題名だ。
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