【パリ五輪代表選考会】競泳男子200バタ・本多灯が1位で決勝進出

【男子200メートルバタフライ準決勝】1位通過した本多＝東京アクアティクスセンター

　競泳のパリ五輪代表選考会第4日は20日、東京アクアティクスセンターで行われ、神奈川県勢は男子200メートルバタフライ準決勝で2月の世界選手権覇者の本多灯（イトマン東京、日大4年）が全体1位で決勝進出を決めた。

　女子100メートル背泳ぎは白井璃緒（ミズノ）が1分0秒27で1位となったが、派遣標準記録を突破できず、この種目での代表入りを逃した。古林毬菜（神奈川大AD）が5位、秀野由光（神奈川大4年）が6位、昨夏の全国高校総体（インターハイ）王者・山本千晶（ダンロップSC、日大藤沢高2年）は8位。

　男子800メートル自由形で1位の井本一輝（イトマン東京）も五輪切符はつかめなかった。昨秋のアジア大会代表・田渕海斗（NECグリーンSC溝の口、明大3年）が5位、白戸亮太は（サギヌマSCM、法大1年）は6位だった。

　このほか県勢は、男子200メートル平泳ぎの深沢大和（東急、TSSあざみ野）と東京五輪代表の佐藤翔馬（東京SC）。男子100メートル自由形は五味智信（ヨコハマSC、明大3年）。女子100メートル自由形は五輪代表入りの平井瑞希（アリーナつきみ野SC、日大藤沢高2年）がいずれも決勝進出を決めた。