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神奈川最大級の前方後円墳「長柄桜山古墳」10年かけ整備完了 20日にセレモニー

カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年4月18日 5時40分

セレモニー後に一般公開される史跡長柄桜山古墳群第1号墳(逗子市提供)

 神奈川県逗子市と葉山町にまたがる県内最大級の前方後円墳「史跡長柄桜山古墳群第1号墳」の整備が完了し、20日にオープニングセレモニーが行われる。

 同古墳群は1999年に発見された2基の前方後円墳。いずれも古墳時代前期(4世紀後半)に築造され、全長は1号墳が91メートル、約500メートル離れた2号墳は88メートルに及ぶ。

 保存状態が比較的良好で、2002年に国指定史跡となった。1号墳は表面にわずかな土しか堆積しておらず、古墳の崩壊を防ぐため14年度から盛り土とササタケの植栽を実施。来場者向けに頂上への階段を設け、木製棺の埋設場所表示や埴輪(はにわ)のレプリカ、説明板を設置した。

 江の島や富士山を望む標高120メートルの山頂に位置するため、工事用資材の搬入にも苦労して整備に10年かかった。整備費は両市町合わせて約2億3千万円。

 整備完了を祝うオープニングセレモニーは午前10時から始まり、テープカットや記念撮影の後、両市町の担当職員による現地解説が予定されている。

 セレモニー後は自由に第1号墳を見学できる。周辺は住宅地のため、逗子市の担当者は「ハイキングを兼ねて訪れ、古墳の雄大さを感じてほしい」と話している。

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