火だるま鈴木氏「不記載」で大炎上 野党追及に自民逆襲…泥仕合の様相
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年5月24日 21時13分
自民党派閥の裏金事件を受けた各党の政治資金規正法改正案を巡り、24日の衆院政治改革特別委員会で、自民案提出者で同党政治刷新本部座長の鈴木馨祐氏(衆院神奈川7区)の姿勢に野党の批判が集中した。自民案への反発に加え、鈴木氏の政党支部が寄付収入を政治資金収支報告書に記載していなかったことが追及され、「火だるまがさらに燃え広がった」(野党中堅)格好だ。
自民は防戦に追われる一方、政治資金パーティー開催禁止法案を提出した立憲民主党に対し「党幹部は開催している」と逆襲するなど泥仕合の様相となった。
「これだけ長年にわたって政権与党であり続けると、どうしても国民の目から見れば癒着、利権、金権を疑わざるを得ない」。日本維新の会の金村龍那氏(比例南関東)は抜本的な見直しに消極的な鈴木氏に「議論が煮詰まらないのであれば、少しでも自重していく姿勢を国民に示していく必要がある」と迫った。
金村氏がまず矛先を向けたのが国会議員に月額100万円支給される「調査研究広報滞在費」(旧文書通信交通滞在費)。自民と維新は見直しに向け国会で議論を始める考えで一致しているが、鈴木氏の「支出の公開の在り方など残る課題について各会派間の議論に積極的に参加していく」との答弁に不満をあらわにし「使途公開と残金返納についても約束いただきたい」と再答弁を突きつける一幕もあった。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
政治資金規正法改正ホントにヤル気あるのか?自民、維新、立憲が互いに批判展開の泥仕合
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月25日 11時32分
-
[社説]政治改革法案審議 野党案軸に穴をふさげ
沖縄タイムス+プラス / 2024年5月24日 4時0分
-
自民、議員の厳罰化主張 立・維、政活費不透明と批判
共同通信 / 2024年5月23日 22時25分
-
社説:規正法審議入り 野党結束し穴をふさげ
京都新聞 / 2024年5月23日 16時5分
-
裏金事件再発防止の法改正で「与党内対立」の混乱 自民独自案にも批判噴出、会期内成立に暗雲
東洋経済オンライン / 2024年5月21日 8時30分
ランキング
-
1「実質強制だ」 健康保険証廃止まで半年、SNSに投稿相次ぐ
毎日新聞 / 2024年6月16日 21時2分
-
2麻生派議員、首相責任論に言及=裏金対応「理解得られず」
時事通信 / 2024年6月16日 20時40分
-
3精神科病院で重度の床ずれ発症、転院後に患者死亡 遺族が提訴へ
毎日新聞 / 2024年6月16日 19時1分
-
4「許しがたい暴挙」大崎事件弁護団が県警内部文書に抗議
MBC南日本放送 / 2024年6月16日 18時6分
-
5喫茶店・カフェの倒産件数 実は過去最多 人気があっても閉店「現実はそんなに甘くなかった」
CBCテレビ / 2024年6月16日 5時2分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください