民間企業の障害者雇用率 ２．３６％で過去最高 富山県

KNB北日本放送

富山県内の民間企業の去年6月時点の障害者雇用率は、去年より上昇し2.36％で過去最高となりました。

障害者雇用促進法は、事業主に一定の割合以上の障害者の雇用を義務付けています。

富山労働局のまとめでは、去年6月時点の県内の障害者雇用率は、民間企業で平均2.36％で、雇用者の数とともにこれまでで最も高くなりました。

一方、去年4月に求められる雇用率などが引き上げられた影響もあり、達成企業の割合は49.4％で前の年より下がりました。

公的機関も同様に雇用率 引き上げの影響もあり、富山県と県教育委員会がともに法定雇用率を下回ったほか、自治体でも富山市・魚津市・南砺市など10の市と町が法定雇用率を下回りました。

富山労働局は、法定雇用率を達成していない企業が半数を超え、このうち障害者の雇用がゼロの企業が半数以上を占めているとして、引き続き、達成に向けて取り組みを進めるとしています。

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