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「そもそも東京アラートって何?」 声の小さい年配都職員がマスクを配る“見回り”の効果とは

TABLO / 2020年6月7日 12時45分

写真

編集部撮影

 

「東京アラート」が発動されて、初めての週末を迎えました。小池百合子知事は新しいカタカナ用語を次々と発信なさるので、混乱する方も少なくないようです。神奈川県の黒岩祐治知事が「東京アラーム」と誤記した投稿(3日間掲載されていましたが、周囲から指摘されて、訂正されました)をオフィシャルFacebookに掲載していた程です。

「東京アラート」とは何でしょう。東京都防災ホームページによれば、「都内の感染状況を都民の皆様に的確にお知らせし、警戒を呼び掛けるもの」です。

しかし、「東京アラート」発動で、都庁、レインボーブリッジが赤と黒にライティングされたので、新たな夜景撮影名所となってしまうなど、警戒呼びかけの手法がよくわからない状況になっています。

 

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さらには、「感染者が多い」と小池百合子知事が名指しする新宿・歌舞伎町を毎週木曜日、金曜日に見回りすることになったようです。5日金曜日の19時過ぎから、感染予防を呼びかける東京都の職員、医師会の総勢約20人強が歌舞伎町を練り歩きました。

緊急事態宣言が出された2カ月前に見回りが行われた時は警視庁の警察官が数十人が高圧的に人々に声をかけて帰宅を促していたのが話題になりましたが、今回は全く状況が違いました。

「還暦近い都の職員と白衣を纏った医師のような人たちが、牛歩で進んでいました。年配の職員が拡声器で喋っていましたが、声が通らなくて、痛々しかったです。通常業務に疲れているのに、新しい業務が加わってお気の毒な感じでした。人数は20人くらいで、中年の職員がマスクを配布していました。受け取る人はほとんどいません。マスクをしている人にも強引にマスクを渡そうとするパフォーマンスも通行人からウザがられていました」

と目撃した新宿区民から声が寄せられました。

一方で新宿区では、以前から歌舞伎町のボッタくり飲食店の客引きに警鐘を鳴らすアナウンスをする職員が見廻りをしています。

 

参考記事:ヒカキン 街行く人のマスク未着を嘆くツイートに賛否両論 「考え方が自粛警察」という反論も | TABLO

 

「力士のような体格で、声が通る新宿区の職員が、プロの司会者顔負けのトークで拡声器で客引き、ぼったくりに警鐘をならしていますから、東京都の『東京アラート』練り歩き隊の方は負けてしまっていました。新宿区の職員も『東京アラート』練り歩き隊に混ざっていたことが報じられていますが、レギュラーで歌舞伎町の見まわりをしている新宿区の職員には情報が共有されていなかったようです」

と新宿区内の会社役員の男性は語ります。

警察官は2人組でパトロールしていました。隣町の路上では、警察官が3、4人で自転車検問をしているのに、2人組とは少ないです。

 

 

「今回は東京アラートは特に、緊急事態宣言の時のように警官が集団で注意するという動きは聞いていません。今日もいつも通り二人組で警らするだけです」と身長190センチ近い格闘家のような警官は記者に語りました。

一方、「コロナは単なる風邪、うつしてください」等と書かれた紙を頭上に掲げて、マスクをしていない人がいましたが、警察官も東京都のマスク配布舞台も、スルーしていました。

「ああ、いろんな人いるからね。特に通行の妨げや暴力事件じゃないからいいでしょ」と悠長に警官は語りました。東京都、新宿区、警視庁、三者三様ですが、東京都の今回の巡回はパフォーマンスにしか見えないと感じた方も少なくないようです。(文・撮影◎安倍しんのすけ)

 

あわせて読む:『報ステ』富川アナ復帰で語られた内容とは? 自身が明らかにした感染経路 休養中に警察沙汰になったトラブルについては? | TABLO

 

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