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「音楽的には見るべき所はない」 木村拓哉単独ライブ映像に専門家の厳しい意見も!

TABLO / 2020年6月19日 8時30分

写真

写真はイメージです。

 

木村拓哉の初ワンマンライブを収録したBlu-ray Disc/DVD『TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow』の発売が迫り、本編トレーラー映像が特設サイトで公開されました。SNSでは大好評を得ているようです。

そこで、ミュージシャンとしての「キムタク」を、プロミュージシャンの方々に分析していただきました。

 

まずは、ジャニーズ『たのきんトリオ』出身の野村義男さんとハードロックバンド『RIDER CHIPS』で活動なさっている『ROCK STAR MUSIC SCHOOL』の代表で、ベーシストの寺沢功一さん。元祖美形メタルバンド『BLIZARD』でメジャーデビューし、36周年を迎える大ベテランで、『B’z』のレコーディングにも参加なさっています。

「もうSMAPのキムタクではなく、アーティスト木村拓哉ですね。久しぶりに彼の歌を聴きましたが、歌唱力、表現力が驚くほどスキルアップしていて正直驚きました! 今までのファンも裏切らない、そしてこれから掴んでいくファンにも納得させるバランス感覚が素晴らしい。きっと私達の知らないところで大変な努力をされていたのでしょうね。今、木村拓哉は何をすべきなのか? を主観的にも客観的にも分析しての結果だと思います。これからの更なる進化に期待します!」

参考記事:「お婆ちゃんじゃん!!」 工藤静香が飯島直子とツーショットを公開で話題 この二人がイジメていた女優とは… | TABLO

 

次に、絶頂期のキムタクと酷似した美貌から「バンド界のキムタク」と注目され、バンドブーム時にポップロックバンド『恋愛信号』でメジャーデビューして25周年を迎えるシンガーソングライターの奥村慎也さん。さだまさしさんの親戚でもあります。

「やはり来たか! と思わせるあのマイケルジャクソンの登場シーン。ステージ構成はおそらく彼が思春期に見て来たであろう様々な有名アーティストのステージのいいとこ取りをしたような感じで見るものを飽きさせない! 楽曲に関しては90年代の王道のPOPS & バンドサウンド中心でこちらもやはり彼が若い頃に『こういうのをやりたかったんだ!』と思わせるような歌が多いように感じた。同じ時代を生きて来たファンにとっては懐かしくもあり、とても居心地のいい空間だったのでは。ほぼ同じ年代の私自身も自分が触れ合って来たサウンドと共通するところが多々あってなんだかつい嬉しくなってしまったね! なんでも華麗にこなすスーパースター『キムタク』に今後期待するものがあるとすれば、アーティストとしての芯の部分。大衆が作り出す『キムタク』ではなく彼自身が生み出す『木村拓哉』が見えてくればアーティストとしてさらに面白くなるだろうね」

それでは、メジャーデビュー45周年を迎える重鎮にはどのように見えるのでしょうか。

 


かまやつひろし&吉田拓郎プロデュース『愛奴』で浜田省吾等とメジャーデビューした『ミュージックスクールボイスファクトリー』を主宰するシンガーソングライターの劉哲志さんは、

「現在のキムタクですが、SMAP時代の若い時と歌い方がだいぶ変わって来た感があります。以前は頑張って思いを込めて伝えたいという気持ちが優先して、ややもすると力んでしまったり、独りよがりな歌になっていましたが、最近は音域も俗に言うトップをG4(地声で上のソの音)におさえて、無理して張らずに、歌い方もビブラート等も多用せずスッキリ楽に力を抜いて歌うようになって来たと思います。年齢的にも47歳になり一皮剥けた感じで、声も少し太くなり、大人の魅力も出てきて、これからますます円熟味に向かってミュージシャンとしても、楽しみです!」

 

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若い世代のカリスマの意見もうかがってみました。大物プロデューサー月光恵亮氏の後継者として、フジテレビ『ザ・ノンフィクション』に出演したギタリストであり、プロデューサーの西野匠さんは、

「トレーラー動画観させてもらいました。映像を見る限り、SMAPの時よりもアイドル感が抜け、アーティスト感が増したように見えます。ダンスもできてギターも弾ける、そして大勢を虜にする歌声は流石としか言いようがありません。1人になってもこれだけのお客が入るライブができるというのは、木村拓哉さんだからこそできることだと思います」

と語ります。

一方、キムタクの先輩との女性争奪戦に勝利したミュージシャンからは、厳しい意見も上がっていました。

 

「ミュージシャンもタレントも夢を与える仕事なのでこれだけ支持されてるのは素晴らしい事だと思います、音楽的には見るべき所はありませんが(笑)」<後半に続く>【文中敬称略】(文◎野島茂朗)

 

あわせて読む:【写真】目付き、佇まい、雰囲気…ここまで似るものなのか!? キムタクと愛犬のソックリ度はもはや不思議の領域! | TABLO

 

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