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木下優樹菜電撃引退 どうしても拭い切れなかった「ダークサイド」 事務所の“クリーン路線”で対立か

TABLO / 2020年7月6日 17時55分

写真

写真はイメージです。

タレントの木下優樹菜さんが事務所のホームページで引退を発表しました。今月1日にいきなり活動再開をコメントしたと思ったら、わずか6日で芸能界を去る事になった訳です。

木下さんは2019年11月19日に、実姉が勤務するタピオカ店に脅迫とも捉えられかねないDMを送ったことから騒ぎになりました。

本サイトがここでポイントとなった言葉を挙げると、「事務所総出でやる」(主旨)といったコメントです。

木下さんの事務所は武闘派などと呼ばれてはいたものの、事務所側は「反社的な事を書いた媒体には対抗します」といったコメントを発表し、クリーンなイメージを打ち出そうとしていたさなかの、「事務所総出で」でした。

一般人であるタピオカ店主は、震え上がった事でしょう。

と、いう事鑑みて、

・事務所側がクリーンなイメージを出そうとしている

・木下優樹菜のタピオカ店主とのやり取りのイメージは払拭しづらい

という事務所との方向性の違いが見られます。

僕は事務所の「相談役」「顧問」と言う人物と「K-1」「PRIDE」などの格闘技ブームの際、名刺交換をした事があります。彼は当時、「黒幕」と呼ばれており武闘派で名が通っていました。もちろん、僕の事など覚えていないでしょうが、六本木の旧全日空ホテルのロビーでお会いしました。

……と言うと、ピンとくる人はくると思いますが、このロビーにいるとダークな感じの紳士が大体座っていたものです。仲介者も「芸能ブローカー」と言われているような人でした。

事務所がクリーン路線を打ち出している中、こういった「コワモテ」なぜ関係者として名前を出させたのでしょうか……。

参考記事:最後の稼ぎ頭!? 小倉優子、イメージ回復大作戦も“事務所総出”か? 『閉じ籠もりグセ』のある過去を知る業界人たちが指摘 「あの子は頑固」「気性が荒い」

暴力団排除条例が施行された際、暴力団側からも芸能界とは出来るだけ距離を取るようにしました。芸能事務所側もそうです。Vシネマの衰退もこの当時でした。

一番の象徴は島田紳助引退会見でした。

木下優樹菜さんの引退が以上の背景と関係があるかは、まだ不明です。しかし、「事務所総出」というキーワードは、実は、事務所側にとってかなりダメージを持つワードだったような気がします。

うがった見方をすれば当局からの警告があったかも知れませんし。ただし、要注意なのは「芸能界陰謀史観」です。俯瞰し、冷静に芸能界の動きを見てみたいものです。(文◎久田将義)

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