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LGBT批判の「新潮45」 杉田水脈議員の決定的欠陥と雑音でしか無いお仲間の"論文"

TABLO / 2018年9月21日 15時0分


 「新潮45 10月号」で『そんなにおかしいか「杉田論文」』という特集が組まれました。

 まず最初の違和感を記しておきます。杉田水脈議員の「新潮45」の記事を「論文」と称する向きについて。
 僕は「新潮45 8月号」を購入して全文読みましたが、「論文」に値するものではないです。酒でも入って喋ったものを文章化したものではないのかと思ったほどです。
 また「LGBTは生産性がない」主旨の文言だけが、切り取りされているという擁護ですが、全文を読んだ方が酷いと言えます。なぜか「トイレはどうするのか」にこだわっているのも、不思議でした。それは二の次に考えるべきテーマです。

 9月20日に東京都は、性的指向などによる差別を禁じた五輪憲章の理念を実現するため、LGBT差別解消やヘイトスピーチの根絶を目指す条例を出す旨を決めました。2020年に行われる東京五輪。当然、LGBTの観客、あるいは選手や世界へのアピールという意味もあるでしょう。
 先進国である日本の中で、このような無様な言論を国会議員がかわしている事は、世界に知られたくないと思いました。恥ずかしいからです。

 杉田議員の「記事」を擁護した評論家・小川榮太郎氏が「Abema Prime」というネット番組に出演。僕は、5分間のコーナーに出演するために同じ日に別スタジオでスタンバっていたのですが、どんどんエキサイト。これは「朝まで生テレビ」でやるテーマでした。

 その小川氏は特集の中で、杉田議員の「論文」を、まずはじめに「どこが問題なのか、先入観なしの一読では、私には率直なところ分からなかった」。杉田議員の感覚と小川氏の感性は重なっているわけです。
 また、LGBTは性的嗜好であり(要約)その権利を求めるなら「満員電車に乗った時に女の匂いを嗅いだら手が自動的に動いてしまう、そういう痴漢症候群の男の困苦こそ極めて根深かろう。再犯を重ねるのはそれが制御不能な脳由来の症状だという事を意味する」と語ります。そして、そこからいきなり議論が飛躍します。


「彼らの触る権利を社会は保障すべきではないのか」と。

 要するに性的嗜好を全て、受け入れるというなら「痴漢という嗜好」も受け入れろと言っているのですが、誰が読んでも滅茶苦茶な事が分かるでしょう。面倒なので一言で回答しますが、

「LGBTは犯罪でなく、痴漢は犯罪である」

 です。完全にはき違えています。この人。
 そのほか、いろいろ書いてありますが、ほとんどノイズと言ってよいでしょう。なぜなら本質的な問題ではないからです。

 今回の問題は二つに分けられます。
 杉田議員の問題は、言論の自由(別原稿でも書きましたが冷酷なものです、実は)に守られるべきものではあります。問題は国会議員が「新潮45」という公共性の高い雑誌に意見を公開した事です。それは当然、反論が出てしかるべきな訳です。こういう事を例えば居酒屋で話す分には許容できるでしょう。色々な考えの方がいますから。それに対して、絡む酔客もいるでしょうし。

 もう一つ。

 LGBTは、「人間の生き方の問題」です。

 どうしてもLGBTという生き方を選択せざるを得ない人々がいるのです。性的嗜好というより、人の尊厳の問題だという事を考えるべきです。それを踏みにじる行為には僕は断固として反対の立場を取ります。(文◎久田将義)

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