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「片腕落として障害者雇用」 青森市議の差別ツイートはエリート家庭で育った男の挫折が原因か

TABLO / 2018年11月7日 10時34分


「差別的な暴言ツイートは、挫折が原動力ではないでしょうか。難関国立大学卒業の歯科医の両親を継げなかったミスター東大出場の稲井大輝被告、難関国立大学卒業の医師の父を継げなかった青森市議選初当選の山崎翔一議員。どちらもエリート家庭に生まれ育ち、世間的には超高学歴を得ることができたものの、医科歯科系に進むことができなかった挫折では」(週刊誌記者)

 10月28日投開票の青森市議選で初当選した無所属新人の山崎翔一氏(28)が、ツイッターの裏アカ(匿名アカウント)を使用して「片腕落として障害者雇用」等の差別的な投稿を複数していたことが発覚。5日、青森市内で記者会見し、「友達との会話のやり取りの中のものだった。軽はずみな発言だとしても公の発言には変わりなく、おわび申し上げる」と述べた。

「お詫びを言っても、本心だとバレバレです。このような差別発言を日常的に繰り返ししても、再選できるのが、田舎の権力者です。山崎氏の父親は、市内で大きな病院の院長をしています。介護やアルコール依存性ケアまでカバーした地元の名士です。先生にお世話になっているから先生の息子に票が集まるという具合ですね。」(選挙コンサルタント)

 山崎氏の裏アカは酷いの一言である。8月下旬から10月下旬にかけての投稿で発覚したものの一部は下記のようなものだ。

「片腕落として障害者雇用」「年金暮らしジジイを舐めすぎ 平日の役所窓口で罵声叫んでるのだいたい爺さん」「デリー行きの電車に乗った時、おかまの物乞い来たな~」と性的少数者(LGBT)を蔑視する表現もあった。

「酒マジで弱いとアル中になって女子高生に淫行とか出来んからね」
「ドカタはmax500万だよ。頭使わんから」
「弁護士って綺麗なヤクザじゃないですか?」
「偽造しても口頭注意で済ませられる公務員というお仕事、楽やな...」
「意外に暇を持て余してるシルバー世代が応募して、当日熱中症で混乱すること予想してます」

 エリート家庭の内情に詳しい受験コンサルタントは、

「『他の子どもと同じように遊んでいたら難関校に入る学力がつかないよ』『勉強しないと大人になってから困るよ』という趣旨を子どもに伝える際に、感情的になって差別発言を連発している親御さんは、少なくありません。その結果、差別的な思考回路で自分の立場を守ろうとする子供が育つのです」

 という。家庭環境に加えて、特殊な状況下の選挙活動も多大な影響を及ぼすようだ。

「選挙って街中がライブハウスになるような感覚で酔いしれるんですよ。選挙区の単位面積当たりのポスターは、嵐やHey!Say!JUMP等のトップアイドルより上ですから、麻薬のようなものです。こういう輩が国会等でのヤジ議員に成長しますから。有権者は賢明な判断をなさらないと」(政治ジャーナリスト)

 今のところ、山崎氏は議員として就業する意思に変わりはないらしい。有権者のアクションはいかに。(文◎安倍しんのすけ)

あわせて読む:「まんがタイムきららMAX」で差別発言を開き直ったら連載降ろされました

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