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元ジャニーズ達が語る「ジャニーさんに洗脳されていました」 『僕とジャニーズ』(本橋信宏著)発行記念イベントで明かされたジャニー喜多川氏の手口

TABLO / 2023年8月17日 8時0分

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右から石丸副代表、大島氏、中村氏

「全裸監督」原作者 の本橋信宏氏の最新刊『僕とジャニーズ』(イースト・プレス)の刊行記念トークイベント「35年目の真実」が東京・阿佐ヶ谷ロフトAで開催された。

1960年代から70年代にかけて活躍したジャニーズ事務所初期の人気グループ 「フォーリーブス」の故北公次さん(2012年死去)の告発本「光GENJIへ」(1988年の 取材執筆を担当した本橋氏がビデオ版「光GENJIへ」を上映しながら、ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーとトークを繰り広げた。

平本淳也代表、石丸志門副代表、中村一也氏、先日の記者会見でお披露目になった新メンバー大島幸広氏が登壇した。 大島氏は、KinKi Kids、滝沢秀明に嵐、関ジャニ、NEWS、KAT-TUNなどが同期の元ジャニーズタレント。 北公次さんが「男版大奥」とビデオ内で 語るジャニー喜多川氏の少年愛、性加害の手口 に関して、ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーと語り合った本橋氏は「布団の中に入ってきて、マッサージをしてというジャニー喜多川氏の手口は50年間同じ」と総括。
 「灰皿、スリッパがレッスンで飛んでくる のと同じように(性加害を)受け止めていた」 「噛まれた。甘噛みだったと翌朝、合宿所で ジャニーズJr.同士話していた」 等と生々しいエピソードも当事者から語られた。 ジャニー喜多川氏の性加害を母親に話すまでの葛藤が当事者から語られた中、芸能界を熟知した親族を持っていた入所前に聞いていたので、覚悟は売れるまでの我慢と思い、耐えてきたが、ジャニー喜多川氏の逆鱗に触れる 地雷を踏んでしまい、仕事を干されたという話も。

石丸氏は、「テレビドラマの仕事等が増えてきていたので、バックダンサーの仕事を卒業したいです」とジャニー喜多川氏に話したら、喜多川氏は激怒し、決まっていたテレビの仕事がなくなった。 性加害だけではなく、パワーハラスメントまでも……。

完全に感覚が麻痺した不法行為のデパート という裏顔もジャニーズ事務所にはあったようだ。石丸氏は、私立中学受験で合格した立教中学に通った。本来なら、エスカレーター式に進学できた立教高校、立教大学への道を捨てて、 芸能活動を優先。都立高校に入学した後に、定時制高校に転校。芸能活動を主軸にしていたので、ジャニー喜多川氏の一存で梯子を外されたショックは甚大だった。

「謝って許されることではなく、いきなり、 ただの定時制高校生になっでしまいました。 ジャニーズさんに洗脳されていましたし、頑張ったジャニーズ事務所時代の自分を肯定したいという気持ちが強かったので、長年、平本の暴露路線にはアンチの立場をとっていましたが、今回、目が醒めました」と話していた。

ジャニーズの闇は深いので、一回のトークライブでは話しきれない。 8月21日には、東京・渋谷ロフト9で「超緊急決定!!久田将義&吉田豪の“ハードコアトーク”-ゲスト平本淳也さん–」が開催される。配信もある。質問を事前に送るフォーマットもある。

テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といったマスメディアが長年タブーにしてきたジャニーズ性加害問題の告発のパイオニアの平本氏に質問できる貴重な機会だ。 (文@霜月潤一朗)

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