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「清掃指示、管理所長の洗濯まで」…「パワハラ」に苦しみ続ける韓国の警備員

KOREA WAVE / 2024年4月24日 5時0分

雇用不安とパワハラ被害を糾弾しスローガンを叫ぶ警備員ら(c)news1

【KOREA WAVE】韓国で多くの警備員が、清掃はもちろん管理所長の洗濯のような不当な指示に苦しめられていることを市民団体が21日、明らかにした。短期契約のために不当な指示を拒否しにくいことが背景にある。

職場パワハラ119によると、このような警備員からの労働相談が47件あった。「加害者」と名指しされたのは主に管理所長、入居者、警備会社の職員だった。

ある警備員は「マンション側が警備員に清掃を指示し、そのうち1人が反発すると管理所長が警備会社に連絡して解雇を要求した」と明かした。警備業者は「私たちは所長の言うことを聞くほかはない」として退職を勧めたという。

別の警備員は「管理所長の洗濯など、契約書にない不当な業務指示がひどい。是正を要求したが進展がなく、労働庁に陳情を入れた。証拠を提出したのに認められず、結局、会社から契約満了を通知された」と吐露した。

職場パワハラ119は「入居者とのもめごとが起きれば労働契約が更新されない可能性がある。契約延長を決める側に逆らう労働者はいない」と指摘した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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