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「MBCテレビだ!」…韓国・裁判所襲撃の大統領支持者、記者に暴行、メモリーカード奪取

KOREA WAVE / 2025年1月24日 12時0分

19日早朝、ソウル西部地裁で暴動を起こす大統領支持者ら(c)news1

【KOREA WAVE】韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領への拘束令状発付を受けソウル西部地裁で19日発生した暴動で、大統領支持者らが地上波放送局MBCの記者を集団で暴行し、カメラのメモリーカードを強奪する事件が起きた。この件はMBC記者が証言し、証拠映像をもとに告訴する方針が明らかにした。

MBCのラジオ番組に21日出演した被害記者は、当時の状況について「拘束令状発付の速報を聞き、午前3時50分ごろ会社を出発した。ソウル西部地裁の裏口付近に到着すると、突然『MBCだ!』と叫ぶ人物が現れ、多くの人を呼び集めた」という。

その後、記者は複数の人物に囲まれて暴行を受け、地面に倒されたという。「首筋を蹴られるなど混乱した状況だった。一緒に来ていた同僚が止めようとしたが、彼も暴行を受けた」という。

さらに、暴行を加えた支持者らはカメラのメモリーカードを強奪したとされる。記者は「ENGカメラで撮影を続けていたが、彼らは自分たちが撮影されているのを知り、最初はカメラを奪おうとした。抵抗すると『カードを渡せ』と言われ、仕方なく渡したが、その後どうなったかはわからない」と証言している。加害者の多くは20~30代の男性とみられる。

記者は「長年映像記者として活動してきたが、このような集団リンチは初めて経験した」と落胆の様子だった。

MBCとユン大統領の間では報道内容や政治的立場をめぐり緊張関係が続いている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News

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