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液状化の可能性高く…中間貯蔵関連交付金活用の診療所建設は延期に

KRY山口放送 / 2025年1月9日 18時15分

KRY山口放送

上関町は、中間貯蔵施設関連の交付金などを使い「診療所」の建設を計画していましたが、地質調査の結果、地震の発生に伴い液状化する可能性が高いことが分かりました。診療所の建設計画は一旦、延期するという事です。

上関町では、中間貯蔵施設や原発関連の交付金をあて旧中央公民館を解体し新たな診療所を建てるために基金を積み立てていました。

上関町によりますと建設に向けたボーリング調査で震度5弱の地震が発生した場合液状化現象が発生する可能性が高いという事がわかったということです。

地盤改良のための工事を実施するとさらに5000万円以上の事業費がかかることや工事による近隣住民への影響などがあるとし診療所の建設事業を一旦、延期することにしたということです。

近くに建設されている道の駅や総合文化センターについては、建物を地盤に固定させるための杭が打ち込まれているため液状化によって地盤沈下する可能性は旧中央公民館よりは低いという事です。

これまでに旧中央公民館の解体と新しい診療所の設計費として基金に、約5000万円を予算計上しています。

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