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日産・三菱の新型自動車デビュー間近? 記念イベント「オフライン式」が岡山で開催

くるまのニュース / 2019年3月16日 11時30分

日産「デイズシリーズ」と三菱「eKシリーズ」に新型モデルが登場? 完成車第1号を記念したオフライン式が開催されました。

■日産・三菱の自信作? 新型軽自動車が登場

 軽自動車の売れ筋モデルである日産「デイズ」と三菱「eKワゴン」がモデルチェンジし、2019年3月28日に正式発表される予定です。

 両モデルは、日産自動車と三菱自動車の合弁会社である「NMKV」が中心となり企画をおこなうところまでは、従来型と同じですが、開発体制は三菱ではなく日産自動車が中心へと変更になり、生産はこれまでと同じく三菱自動車が担当。

 まだ正式発表前ですが、両車の製造がおこなわれる三菱自動車の水島製作所でオフライン式が開催されて実車もアンベールされました。

 オフライン式では、三菱自動車の益子会長CEO、日産自動車の星野専務執行役員、そしてNMKVの遠藤CEOに加えて岡山県知事の伊原木氏をはじめ倉敷市長伊藤氏や総社市長片岡氏など地元の代表者も参列。新型軽自動車に対する、地元の期待を感じるイベントという印象です。

 イベントは、益子CEOや星野専務のあいさつに続き、新型車両のお披露目、来賓あいさつ、そして工場関係者による団結の掛け声、そして記念撮影という流れ。今回のオフライン式は、参加者が約400名という規模の大きな催しでした。

 アンベールは、日産「デイズ」とカスタムモデルの「デイズ ハイウェイスター」、三菱は「eKワゴン」と「eK X(クロス)」の合計4モデルを初公開。

 なかでも注目は、新たに設定された三菱の「eK X」と呼ばれるモデルで、スポーティ&プレミアム志向だった従来の「カスタム」とは方向性が大きく異なる新提案が見どころといえるでしょう。

『ダイナミックシールド』と呼ばれる、三菱のフロントデザインの共通テーマを強調した顔つきはアウトドアギアをイメージさせるタフな雰囲気で、軽自動車とSUVを掛け合わせたクロスオーバースタイルの新提案といえます。

■オフライン式って何?

 そもそも、聞い慣れない「オフライン式」とはいったいどんなイベントなのでしょうか。

 オフラインとは、ライン(生産ライン)をオフ、つまり工場で完成車両が出てくることを意味します。そしてオフライン式とは、最初の生産車がオフラインすることを記念する式典のこと。

 現地で三菱自動車の広報担当者は次のように説明しています。

「基本的には、第1号車が完成したことをお祝いする社内イベントとしておこなわれます。ただし、今回のように自動車メーカーの重役、そして県知事など地元関係者やサプライヤー、販売会社の関係者まで招いて行う大規模なものは珍しいです」

※ ※ ※

 また、オフライン式の実施に関しては自動車メーカーによって差があり「すべての新型車に対して式典をおこなう会社と、主力モデルだけを対象に実施する会社がある」とのことでした。

生産ラインの様子

 興味深いのはオフライン式をおこなうタイミングです。名目上は「1号車が生産ラインからオフしたことを祝う」というものですが、あくまでも『記念するための式典』であり、このオフライン式の当日に1号車が作られるわけではありません。

 実際には、オフライン式よりも前のタイミングから新型車が生産ラインを流れていることがほとんどです。しかし、日産と三菱が満を持して発表する「デイズシリーズ」と「eKシリーズ」に対して、大規模な式典を実施するということは、両社にとって重要なモデルといえそうです。

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