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トヨタの燃料電池月面車「ルナクルーザー」2020年代後半打ち上げへ ランクルDNAで月面も走破!?

くるまのニュース / 2020年8月28日 14時35分

トヨタとJAXAは、両者が共同研究を進める月面でのモビリティ「有人与圧ローバ」の愛称を、「LUNAR CRUISER(ルナクルーザー)」と命名しました。

■地上最強SUVは「ランクル」、月面最強は「ルナクル」?

 トヨタとJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)は、両者が共同研究を進める燃料電池車両技術を用いた月面でのモビリティ「有人与圧ローバ」の愛称を、「LUNAR CRUISER(ルナクルーザー)」と命名しました。

 トヨタとJAXAは、2020年代後半の打ち上げを目指し、2019年6月13日に締結した共同研究協定に基づき、有人与圧ローバの研究を進めています。

 2020年度は、シミュレーションによる走行中の動力や放熱の性能確認、タイヤの試作・走行評価、VR(仮想現実)や原寸大の模型を活用した有人与圧ローバ内部の機器配置の検討など、各技術要素の部品の試作、試作車の製作に取り組んでいます。

 さらに、JAXAとトヨタは、“チームジャパン”の仲間づくりの一環として、「有人与圧ローバが拓く“月面社会”勉強会(通称:チームジャパン勉強会。幹事会社:JAXA、トヨタ、三菱重工業)」を通じ、有人与圧ローバを出発点として、将来の月面社会のビジョンや課題についてさまざまな業種間で横断的に意見交換をおこなっています。

 今回、有人与圧ローバの愛称をルナクルーザーとした狙いについて、トヨタとJAXAは次のようにコメントします。

「ルナクルーザーという愛称には、共同研究において試作車の製作など実際にモノづくりを進めていくなかで、関係者や一般の方々に親しみを持ってもらうことや、トヨタのSUV『ランドクルーザー』がもつ『必ず生きて帰ってくる』という精神、そして品質、耐久性、信頼性を、月面という過酷な環境を走る有人与圧ローバにも引き継いでいきたいという想いを込めています」

 トヨタとJAXAは、今後もさまざまな業界の企業の技術力や知見を結集し、“チームジャパン”として持続的な月面活動の実現に向けて挑戦していくとしています。

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