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VIP以外立入りNG! 新型「ゴースト」お披露目ミーティング開催

くるまのニュース / 2020年9月15日 8時10分

2020年9月1日にワールド・プレミアされたばかりのロールス・ロイス「ゴースト」。その実車が歴史あるロールス・ロイスのカークラブの集いでお披露目された。

■ヴィンテージ・ロールスと新型「ゴースト」の共演

 2020年9月4日、ロールス・ロイスのホーム・オブ・ロールス・ロイスで、20台のヴィンテージ・ロールス・ロイスが集結。その3日前の9月1日にワールドプレミアしたばかりの新型「ゴースト」がお披露目された。

 20台のヴィンテージ・ロールス・ロイスの本社訪問は、1940年以前に生産されたロールス・ロイスのみを対象とした、世界最古のロールス・ロイス・カー・クラブである「20ゴースト クラブ」の会員限定イベントの一環としておこなわれたものである。

 1904年に創業されたロールス・ロイスのうち、3/4近くが現在でも完璧な状態で走行が可能であり、この日集結し展示されたモデルは、「ロールス・ロイス20/25」、「シルバーゴースト」、「ファントムI」、「ファントムII」で、もっとも古い車両は1911年に製造されたもである。

 この日集ったゲストは、ソーシャルディスタンスを守るように、ピクニックランチボックスが配られ、各ボックスにはシャンパンだけでなく、グッドウッド養蜂場で採れたロールス・ロイス製蜂蜜が1瓶ずつ用意された。

 展示されたクルマの1台である、1920年9月に製造されたシルバーゴーストは、ちょうど100歳の誕生日を迎えることとなった。このシルバーゴーストは、シルバーとブラックの2色で仕上げられたHJマリナー社製のオープンドライブリムジンボディを採用。2011年に現在のオーナーによって取得され、それ以来、主に20ゴースト クラブのツアーで1万7000マイル(約2万7000km)以上を走行している。

 ロールスロイス・モーターカーズのヘリテージ部門の責任者であるアンドリュー・ボール氏は次のようにコメントしている。

「20ゴーストクラブをここグッドウッドのホームに迎えることができて、いつも嬉しく思っています。現存する最古のロールス・ロイス・カークラブとして、ロールス・ロイス・ファミリーのなかでも特別な存在であり、私たちのユニークな遺産を維持する上で重要な役割を果たしているクラブです。

 ロールスロイスが『世界最高のクルマ』という称賛を最初に得たのはシルバーゴーストでしたが、新しいゴーストによって、その称賛を維持し、受け継いでいます。

 初期のモデルと最新のモデルを同時に並べてみると、デザインやオーダーメイドの点で、オリジナルがどれほど進歩してきたかを実感することができます。

 私たちの新型ゴーストは、創業時の理念である『エフォートレス』『卓越性』『静けさ』を体現した初代のゴーストのDNAを忠実に守り続けています」

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