トヨタ新型FCV「ミライ」が世界記録更新! 「ネッソ」抜き1000km超の航続距離を記録
くるまのニュース / 2021年6月3日 20時10分
トヨタの欧州法人がFCV(燃料電池車)「ミライ」を用いた1回の水素補給による航続距離の記録として1000km超を達成し、世界記録を更新しました。100km走行あたりの平均水素使用量は0.55kgでした。
■水素補給なしで1000km超の走行に成功
トヨタの欧州法人は同社の最新型のFCV(燃料電池車)「ミライ」が、1回の水素補給による航続距離として1000km超を達成し、世界記録を更新したと2021年5月31日(現地時間、以下同様)に発表しました。
現行モデルで2代目となるミライは、発電効率の向上やユニット損失の低減により、初代モデルと比べて航続可能距離が約30%延長されており、約850kmを実現しています(日本仕様のカタログ値)。
そのうえで、今回は現行モデルのミライで、再生可能エネルギーに由来するグリーン水素を用いて、5月26日午前5時43分にパリのオルリーにある水素ステーションからスタート。5.6kgの水素でどれほどの距離を走行できるかにチャレンジしました。
テストはロワール=エ=シェールからアンドル=エ=ロワールの公道でおこなわれました。ドライバーは日常の運転で可能な範囲のエコドライブを意識したというものの、特別なテクニックは用いなかったといいます。
1003kmという記録を達成したとき、ミライの車載システムによると残走行可能距離は9km残っている状態で、100kmの走行で使用した水素の平均使用量は0.55kgでした。
なお、トヨタの欧州法人が今回の記録を発表した5月31日から2週間ほど前の5月14日に、ヒュンダイが自社のFCV「ネッソ」を用いた1回の水素補給による航続距離記録として887.5kmを達成し、世界トップ(当時)を記録したと発表。
ヒュンダイのテストは、同社のオーストラリア法人によってメルボルンからブロークン・ヒルまでの道のりでおこなわれましたが、今回ミライはネッソを上回る航続距離を記録しています。
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