1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

トヨタ「水素ヤリス」が登場! ターボエンジン改造&レースで鍛えて開発推進へ 欧州で公開

くるまのニュース / 2021年12月5日 19時10分

欧州トヨタが水素エンジンを搭載した「GRヤリス」の実験車を公開しました。どのようなクルマなのでしょうか。

■「GRヤリス」のエンジンを水素用に改良

 トヨタの欧州法人が2021年12月2日、水素エンジンで走る「GRヤリス」の実験車を公開しました。

 この実験車のパワートレインは、すでにスーパー耐久レースに参戦している水素エンジンのトヨタ「カローラスポーツ」と同じです。

 スタンダードなGRヤリスに搭載されているG16E-GTS型1.6リッター直列3気筒ターボエンジンをベースに、水素を燃料とするための供給・噴射システムの変更を加えています。

 実験車の水素燃料や燃料タンク、燃料補給プロセスは、既存の燃料電池車「ミライ」と同じですが、ミライが燃料電池の化学反応を利用して電気エネルギーを生み出すのに対し、GRヤリスの実験車は、水素を燃料として燃焼するエンジンを搭載しています。

 トヨタによると、水素はガソリンに比べて燃焼速度が速いためレスポンスが良く、環境性能にも優れているとのこと。

 また、水素の燃焼は非常にクリーンであることと同時に、従来のエンジンのような音や感覚を伴う運転の楽しさを提供できる可能性を秘めているといいます。

 水素エンジンの技術はまだ研究・開発の途上にありますが、トヨタの実験用水素エンジンを搭載したカローラスポーツは、すでに日本国内のモータースポーツイベントで高いパフォーマンスを発揮しています。

 トヨタは今後も引き続き、水素の利用促進に向けた取り組みを強化していくとしています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください