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“アルファード風ターボMPV”実在!? オラ顔スゴい中国高級ミニバン「アイマックス8」の姿とは? 約360万円から

くるまのニュース / 2022年5月16日 11時50分

「上海汽車集団」(SAIC)は、新型ミニバン「Roewe iMAX8 EV」を中国で発売したと公式Weiboでアナウンスしました。「アルファード」を思わせるような、迫力あるフロントフェイスが特徴です。

■234馬力の2リッターターボエンジンを搭載

 中国の自動車メーカー「上海汽車集団」(SAIC)は、自社の展開するブランド「Roewe」(ロエウェ)から新型高級EV「iMAX8 EV」を発表、2022年5月5日より現地で販売されています。

 EVの高級MPV(日本でいうミニバン)として登場した「iMAX8 EV」ですが、同ブランドはガソリン仕様の「iMAX8」もすでに現地で展開しています。「iMAX8 EV」のベース車となるガソリン仕様は、どんな高級ミニバンなのでしょうか。

 2022年5月中旬時点で、「iMAX8」の最新モデルは2021年8月17日に発売された2022年モデルです。

 ボディサイズは全長5016mm×全幅1909mm×全高1782mm、ホイールベースは3000mm。

 ちなみに、日本でも人気の高いトヨタの高級車「アルファード」について、中国市場では「広汽トヨタ」(トヨタの中国合弁企業)が取り扱っています。

 ボディサイズは全長4975mm×全幅1850mm×全高1945mm、ホイールベースが3000mm(本記事中のアルファードの諸元は中国仕様、以下同様)で、「iMAX8」全高が約160mm低く設定されますが、両車は概ね近いボディサイズといえるでしょう。

 「iMAX8」の外装は、後席両側スライドドアを備えるほか、ロアグリル部まで伸びた大型フロントグリルを装着した迫力ある顔つきが特徴的です。これらも、アルファードとの類似ポイントといえそうです。

 3列シートを備え、なかでも2列目シートは航空機のファーストクラスを思わせるゴージャスなシートを採用。6方向に調整可能な大型ヘッドレストやマッサージ機能などで、乗員をもてなします。

 また、さらにラグジュアリー性を高めた2列4人乗り仕様も設定されます。

 運転席周りをみると、インストルメントパネルには小型のインパネシフトが装備されるほか、12.3インチのデジタルメーター/タッチスクリーンが搭載されます。

 搭載されるパワーユニットについて、「iMAX8」は最高出力234馬力・最大トルク360Nmを発揮する2リッターターボエンジンを搭載。アイシン製の8速ATが組み合わされます。燃費は約11.9km/L(走行100kmあたりの燃料消費量8.4L)です。

 前述した中国仕様のアルファードはハイブリッド仕様のみのラインナップとなっており、パワーユニット展開は両車の違いのひとつとなります。

※ ※ ※

 中国市場における「iMAX8」の価格は、18万8800元から(約359万円)からです。

 ちなみに、中国仕様のアルファードは日本からの輸入車となり、関税の影響も受け83万9000元(約1594万円)からに設定されます。

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