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ホンダ「指タッチで開くスライドドア」を世界初搭載! サクッと開くのは楽だけど洗車中は大丈夫?

くるまのニュース / 2022年6月12日 10時10分

ホンダ新型「ステップワゴン」には、世界初となる静電タッチ式のパワースライドドアが採用されました。指で触れるだけで開閉できる機構ですが、パワースライドドアが洗車時に開いてしまうというトラブルにも対応しているのでしょうか。

■世界初の静電タッチ式スライドドアを新型ステップワゴンに搭載

 ホンダのミニバン「ステップワゴン」が7年ぶりにフルモデルチェンジしました。

 6代目となる新型ステップワゴンは、初代モデルに回帰したような箱型の四角いボディを採用し、ホンダが国内で販売するモデルのなかで最大の室内空間を確保しています。

 そしてミニバンといえば、スライドドアを装備するのが定番です。横に大きく開くヒンジドアとは違ってスライドドアは省スペースで開閉できることや、乗り降りのしやすさが子育て世代を中心に支持されています。

 新型ステップワゴンのスライドドアには、世界初となる静電タッチセンサー式の両側パワースライドドアが採用されました。

 ドアハンドルにセンサーを設け、指先で軽く触れただけでパワースライドドアを開閉できるというもの。ドアハンドルを握ることで開閉操作できる通常の機能とあわせて、全グレードに標準装備されます。

 センサーを用いたスライドドアの機構として、ホンダは2020年11月にビッグマイナーチェンジした「オデッセイ」に「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」を国内初搭載しました(オデッセイは2021年12月生産終了)。

 ジェスチャーコントロール・パワースライドドアは、スライドドアに設置されたセンサー部に手をかざすことでドアに触れずに開閉できるというもの。

 スライドドアに近づくとセンサー部に青い光が点灯し、流れる光のガイドに従って手を動かすとスライドドアを開け閉めできます。

 ジェスチャーコントロール・パワースライドドアは、光の演出とジェスチャー操作が先進的かつ便利だった反面、ガソリンスタンドなどにある洗車機で洗車しているときに勝手に開いてしまう可能性が指摘されています。

 手を触れずに開閉できるセンサーが洗車機のブラシに反応してしまうことがあるというのですが、センサーを用いたパワースライドドアを装着する新型ステップワゴンでも洗車中に開いてしまうことがあるのでしょうか。

 新型ステップワゴンの開発者に聞いてみると、「タッチセンサーの範囲にきちんと触れないと開閉できません。そのため、洗車機のブラシが触れただけでは開かないようになっています」とのことでした。

 新型ステップワゴンの場合、タッチセンサー中央のへこんだ部分(約2cm四方)を指で触れるとスライドドアが作動するのですが、ドアが停止状態のときはこのセンサーの上下に「禁止電極エリア」を設けることで誤作動を抑制。

 洗車機のブラシが触れたことで開閉しないように工夫されているようです。

 一方、途中で開閉を停止したいときなどはセンサーの検知エリアを拡大し、とっさの操作にも対応できるようになっています。

※ ※ ※

 最近のミニバンや軽スーパーハイトワゴンなどはパワースライドドアを採用するモデルが増えており、オデッセイに限らず、機械で洗車中にスライドドアが開いてしまうというトラブルが発生しているようです。

 日産の公式サイトでも「オートスライドドアに関する注意事項」として、洗車中にドアが開いてしまうことを防ぐために機能をOFFにすることが推奨されています。

 万が一の事態を想定して、機械洗車時はパワースライドドアの自動開閉機能を切っておくのが安心かもしれません。

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